散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

蝉と雷雨とカルピス

蝉の鳴き声が聞こえて夏が来た。一歩ドアから出ると不快に近いこの音は、窓ガラス越しだと風情のある音に聞こえるから不思議だといつも思う。

盛りだというのにもう地面に転がった蝉がいて、真昼近い日差しの下だったので「酷暑だもんなぁ…」と勝手に納得して通り過ぎた。実際は気温など関係ないかもしれないけど、暑さにやられた人間は勝手に理由をつけて同情してしまう。

そんな酷暑でダメージを受けながら出社した金曜日、夕方に凄まじい雨が降って夏が来た。「電車止まったらやだな〜」「家までの道もこんなに降ってたらやだな〜」とこわごわ帰ったものの幸いにも電車を降りると雨は止んでいて、雨上がりの雲が一生かかっても真似できない複雑な絵画みたいに綺麗で夏の空気を浴びた。

今日も雷が鳴っていて、外には出てないけどきっと雷雨だったと思う。外では全力で避けたいのに家だと風情を感じるというところで、蝉と雷雨は似ていると思う。

気温がグッと上がって身体から絞られるような玉の汗が出る感覚があって、出社の時には服に冷感ミストを振りまき首に巻く冷タオルにハンディファンに日傘にデオドラントシートにと重装備で出なければいけなくて、それだけで疲労感がある。

そんな夏に少しでも「季節ならでは」を感じたくなったのか、久しぶりに無性にカルピスが飲みたくなって一番スタンダードな割って飲むやつを買った。人生で二桁数は飲んでいるはずなのに私はいつも自分のその時のベストな味覚に合わせて作るのがヘタで、久しぶりに飲んだカルピスは水の割合が多くて期待していたより薄くて、でもそれはそれで小学生くらいの思い出とリンクしていて良かった。

夏なんだけど無性に豚汁が飲みたくて、今日は豚ひき肉とごぼうと舞茸に椎茸と玉ねぎ長ねぎをゴロゴロに入れた具沢山の豚汁を作った。肉の脂をあっさりさせたくて豚ひき肉を炒めたらそのままフライパンに水を入れて茹でてザルにあけて脂を切ったので、あまりこってりしない感じになってくれたら嬉しい。
具は絶対に炒めて旨味をギュッと濃縮させたかったので、この夏にコンロを2つ使ってごま油でジュウジュウに炒めながらグラグラ煮るという苦行の味噌汁になったけど、朝からエアコンが効いていたのでセーフ。暑すぎてインドア生活が進んでいるので、逆に内臓がエアコンで冷えすぎないように冷たい料理は避けるようにしている。と言ってもアツアツだとそれはそれでストレスを感じてしまうので常温くらいが良くて、こんな知覚まで面倒な季節は2ヶ月くらい丸々休みにして欲しい。

先週から続いていた疲労から来る難聴は薬を飲み続けたら徐々に良くなっている感覚があって、と言っても耳鳴りがマシになっただけで聴力が上がったかはわからないんだけど、このまま改善してくれよ…!と次回の病院の予約までに祈るような気持ちで音楽と酒を我慢したプチ禁欲生活を続けている。「音楽と酒を我慢した」と書くと人生の嗜好がすごく制限された感があるな…と今こうして書きながら思ったけど、音楽と酒がなくても、なんとかのらりくらりと夏の酷さを楽しんでいる。

素敵な経験値を2

感音性難聴というものになってしまった。違和感を感じたのが2日前、検査をしたのが今日。疲労が神経に影響したらしく、片耳の聴力が落ちてしまった。

幸いにも今からでも治るらしい。「治ります!」とキッパリ言い切ってくれた医者の方がそれはもう頼もしかったけど、その頼もしい早口がところどころ聞き取れないくらいには耳鳴りが強い。聴力検査の時は「なーんだ両耳とも聞こえるじゃーん」なんて安心していたけど、結果のグラフは明らかに違っていた。

違和感の始まった2日前の朝、蛇口から水が出る音が明らかに右に響く。ドドドドと響く圧は違和感ではあったけど、風邪のような症状もあったし「寝不足だったし連休ゆっくり寝たら治るのでは?」となんて油断して過ごしてしまったが、暴風みたいな耳鳴りが始まってここでようやく焦り始める。「寝たら治る」なんて祈るように言い聞かせて早めに寝たものの、今朝になっても治らないので朝イチで病院に予約をして今。「様子見」という名の、明らかな問題の先送りだった。

いわゆる突発性難聴よりも聴力は下がっていなかったものの、このまま検査が遅れたら聴力はもっと落ちていたと医者の方が言うので安心と後悔が半分ずつある。病院が開いている土曜日の今日に来られてセーフだったし、もっと早くに行っておけば聴力は落ちていなかった可能性が十分にある。

実は事前にチャットgptに訊いていたんだけど、「安心できそうな情報」と「早く病院に行くべき」の前者を取った私は選択を大きく間違えた。彼らはなんでも「念のため病院に」「念のため問合せを」と言うのを「(それが面倒だから君に訊いているのよー)」なんてすっかりスルーしてしまっていたんだけど、きちんと言うことを聞かないと痛い目を見る。という経験値をまた増やしてしまった。

聴力は治療が早いほど回復の可能性が上がるし、逆に言えば遅れると完全には治らないという話がある。「様子見」という名で先送りにした私の聴力は回復するのか、まずはどっさり出された薬をきちんと飲んで次回の検査を待つことにする。


医者の方が言うには疲労と寝不足が神経に影響したらしい、というのは「寝不足ですか?」の質問に「はい、寝不足と疲労が溜まってます!」と元気よく答えてしまったからかもしれないんだけど、そんな疲労が溜まっていた今週、もう何曜日かも忘れてしまったんだけど、レトルトカレーを温める際にレンジに入れてはいけない袋をうっかりレンジに入れてしまい、危うく大事故になりかけた。

レンジに入れてはいけないものを入れるとこんなに危ないんだ。ってこの目で見るまで実感がなかった。スタートボタンを押してほんの10秒くらいだったと思う。背中を向けて部屋に戻りかけたくらいで背後から「バチバチバチ!!」と本能的に危ない音がして、振り返るとレンジの中が眩しくバチバチと光って、と認識した瞬間に駆け寄ってボタンを押して止めたんだけど、開けた瞬間に袋の下が燃えかけて慌ててコップに水を汲んだところで幸いにもプスプスと音を立てて治まった。

完全に油断していた。最近のレトルトはカレーに限らずスープでもお惣菜でもなんでもレンジで加熱できるものばかりだったので、温め方もろくに見ないで600Wの時間だけ見て入れていた。あの時の私の脳みそは全く働いていなかったと思う。


こんな失敗だらけの日記を先週と同じ『素敵な経験値を』にしたのは、「活かせる」という点ではこの愚かな行いも素敵な経験だと思っているから。
この日記が目に留まった方が耳に違和感があれば迷わず耳鼻科に行ってほしいし、レトルトを温める時は袋をきちんと見てほしい。
ということでインターネット越しの誰かに活かせたらという自己満足な希望で失敗の経験値をここに書き留めておく。

先週の人生初のヘアカラーの経験を書き留めた日記を『きょうのはてなブログ』にピックアップしていただいて「わーい!」と気持ちが弾む経験が増えて嬉しかった。はてなブログの編集さん、ありがとうございました!

ha49re.hatenablog.com

私の好きなピックアップのふきだしで『前よりも「黒!」』のところにフフッとなったんだけど、やっぱり人生初なりにイメージチェンジを期待して「地毛よりも黒!」は失敗に近いんだろうなーと思いつつ、トリートメントで前よりまめに手入れをするこの髪には愛着があったりする。ちなみに会社で色んな人に「切ったねー!」と言われたけど色には誰も気づかないし、夫にもまだ生まれて初めて染めたことは言っていない。どのタイミングで言うのが面白いか、私の様子見は続く。

ハッピーな経験も、ハッピーとは言えない経験も、どっちも愛せたらいいよね。なんてゆるく思いつつ、まずはいわゆるご自愛が連休の課題かもしれない。

素敵な経験値を

先月に髪をバッサリ切ったんだけど、今日は更に短く切ってきた。ロングに近いセミロングだったのが、今では肩につかないショートボブ。先月に切った時は「なかなかいい感じでは?」と気持ちが弾んで「もうちょっと切ってもいいかも?」なんてワクワクしていたんだけど、今回の結果は…なんとなく微妙。な気がする。

決しておかしい髪型でも似合ってない訳でもないんだけど、個人的にはもう少し長くて縦のラインがある方が今の自分の好みだったなぁ…と、でもそれは実際に切ってみないとわからないことだったので、結果的には切ってみてヨシ。夏に短くするメリットはシャンプーとドライヤーが楽になることなので、そういう意味でも今の時期にチャレンジしてみて良かった。

それからもう一つ。今日はヘアカラーも自分の中でチャレンジだった。
先月の日記でも書いたんだけど、地毛の黒髪を活かしたいプライドがいつしか惰性となり、実はこの年齢まで一度も髪を染めたことがなかった。
幸い白髪もほぼなく白髪染めも必要ないのをいいことに「このまま一生染めないのか…?」なんて思っていたんだけど、今の自分は色々と挑戦してみたいので半ば美容院の話のノリからヘアカラーへの挑戦へ。
付き合いの長い美容師さんの「どれくらい染めてないんすか?」に「人生初です」と即答した時の「マジすか!!」なノリがちょっと面白かった。

私の髪は黒髪ながら透けるとオレンジがかった茶色になるけど、このオレンジがかった色がパーソナルカラーや自分の好みにあまり合わないと思っていたので、「このオレンジ味を消したいのでラベンダーやブルーを入れたい」とオーダー。

しかしここで私の失敗。私は「ラベンダーやブルーのニュアンスの入ったブラウン」で茶髪に挑戦してみたかったんだけど、「オレンジを消したい」「ラベンダーやブルー」と強調するあまりに肝心の「ブラウン」を伝えそびれてしまい、結果的には青みがかった黒髪へ。ガラッとイメージを変えるべく茶髪で明るくするつもりが、前よりも「黒!!」って感じの重たい色味になってしまった。

結果的にはほとんど紫や青を感じることなく、髪の艶はオレンジ系の茶色からニュートラルな白へ。多分、一般的な日本人の地毛とほぼ変わらないこの色は染めたことに誰も気づかないだろうと思うし、現に「短くなってる!!」と気づいてくれた夫も髪の色はまったく気づいていない様子なので、人生初のヘアカラーはステルスヘアカラーになってしまった。いつ言ってみようか、タイミングを伺っている。

とはいえ長らく黒髪を愛していた身としてはブルーブラックに憧れもあったので、念願のブルーブラックが叶ったと思えば決して気分も悪くない。
美容院のトリートメントを変えたら髪質に合っていたらしくツヤッツヤになったので、帰りにそのトリートメントも買ってまめにお手入れすることにする。黒髪は下手すると「何も手入れしていない」なんて美意識の低いイメージになってしまう反面、手を掛けてメイクやアクセサリーやファッションと相性がバチッと決まればそれはもう綺麗なので、そういう意味で黒髪が好きだった原点を思い出して、新しい服や化粧品でも買ってみようかと背筋が伸びる思いでいる。

 

今日のチャレンジは先月のようなキラキラした喜びはなく、むしろ「うーん…?」というニュアンスも含んでいるんだけど、むしろこういうチャレンジの結果を書き残しておきたくて帰宅して夕飯の白麻婆豆腐を作りこうしてPCを開いて日記を書いている。成功したり嬉しかったり楽しかったりする経験もいいけど、こういう経験の胸の内を消えないうちに残しておきたい。

まだ日記には書いていないけど、1月にクラシックに行った日記の中で書いたハンガリーのオペラも先日観に行ってきたので、自分の経験値が少しだけ上がっている感覚がある。今年は初めて行くアーティストのライブにも行ってきたし、でもまだまだ観に行ったことのないものはたくさんあるので経験してみたい。楽しい思い出も、しょっぱい思い出も、素敵な経験値を増やしたい意欲が湧いている。

昨日のディナー:しらすとシシトウのペペロンチーノ

「さくっと料理を済ませたい」と常日頃から思っているけど、特にそう思う日はパスタにする。白米に魚でも焼いた方がさくっと済むのでは?と思いつつ、洗い物など考えるのも面倒な時はワンパンパスタの「考えなくていい」感がありがたい。

さくっと済ませたい割に味にもこだわりたいので、ニンニクはきちんと皮を剥いてスライス。今思えば刻みニンニクでも買っておけば良かったけど、それを思いつく脳のすき間もなかった。けど自分でやった方が美味しいのでヨシ。

どこかで食べたわけでもなく、レシピを見たわけでもないけど「しらすとシシトウのペペロンチーノが食べたい」と唐突に頭に浮かんだのが不思議ではある。
でもシシトウはヘタを取るだけでいいし、しらすはパックからそのままざーっと入れればいいだけなのでいい感じにさくっとしている。スライスしたニンニクをオリーブオイルで熱する時のジュワジュワ感をじーっと見つめて癒やしを感じながら、この光景に癒やされる自分がまぁまぁ疲れていることも感じる。

そのジュワジュワにシシトウを入れて焼き目がついたら水としらすを入れてパスタも入れる。味付けはマジックソルトとクレイジーソルトを適当に振るだけなのに、このさくっとワンパンパスタが美味しくてなんだか得をしたように気分がよかった。ごちそうさまでした。

 

今日は夏野菜と肉の味噌炒めにして、大葉とみょうがでサッパリした味にしたはずが味噌が濃くなってしまった。でも白米に合うならまぁヨシ。ここでもシシトウを入れてピーマンも入れて最後にごま油をちょっとだけ加えるのが好きだったりする。白米にも合うけどビールにも合う、と書いたところでビールを切らして買い忘れたことに気づいたので、晩酌するなら焼酎で。でも焼酎は何と飲んでも美味しいので気にしない。

10年ぶりくらいに家の大きなものを替えて、諸々の対応でヘトヘトだった。10年ぶりくらいにバッサリ髪を切ったり断捨離したりここ最近の私は色々とリニューアル感があって、新鮮だったり楽しかったりする一方でリニューアルには気力と体力を伴うのでどこかで省エネも必要だったりする。

 

夕飯も作り終わったし、あとはもう省エネモード。
さくっと省エネでこの日記を書いてしまったんだけど、「こういう日もある」と書き残せるこの日記の自由さが、私は好きだったりする。

自身のアップデートを

美容院の会話のノリで、数年ぶりに髪をバッサリ切った。いつもの「今日はどうします?」までそんなつもりは全くなかったのに、自分でも予想外に切りたいなんて言い出したのは6月の湿気にうんざりしていたからか、それともここ数年同じヘアスタイルな自分に「そろそろアップデートした方がよいのでは?」とうっすら思っていたせいもあるかもしれない。

自身のアップデートが止まっていたのは、コロナ禍からだと明確に覚えている。在宅勤務が始まり、当初は週に1度しか出社しなかった。インドア生活を楽しみながらあっという間にコロナ禍が終わり、出社が週1から週3になっても油断していた美意識はすぐに戻らず、とはいえ美容院は月1で行きコスメも10年以上も前にコスメオタクだった名残でデパコスを使い続けた身としては「惰性でも人前に出られるくらいには整えられているはず」なんて慢心していたのを否定できない。

が、そんな中でもコロナ禍から5年以上が経ち、自分の中ではある種の節目と言える年齢を超えて「この歳でこのままで良いのか…?」とうっすら不安を覚えたのがここ数ヶ月のこと。その筆頭とも言えるのがこの数年間キープしていた髪の毛で、地毛の黒髪はセミロングからロングに差し掛かりそうな長さのストレート。
髪のクセを抑えるためのストレートロング、という美意識はあるものの、守りに入ったそのスタイルは本当に今の自分に合っているのか?とようやく意識し始める。

いくら月イチで美容院で施術して重さを梳いていようが、トリートメントをしようが、ブラッシングにアホ毛の処理にとアレコレしようが、どんなに整えようとしてもこの年代の5年の移り変わりには勝てず「アップデートできていないのでは?」「よろしくないのでは?」なんて漠然とした焦りに近いものがありながら「今日はどうします?」「いつもと同じでー」なんて会話を繰り返していた。

 

が、今回の「今日はどうします?」の後にチャンスは訪れた。なんの会話のきっかけだったかは忘れたが「この髪のクセがなければ本当は切りたいんですよね」とツルッと口から出たのは覚えてる。この瞬間まで切ろうとは思わなかったのに、ツルッと口から出るくらいには無意識に変えたい気持ちが強まっていたのか。と、こうして日記を書きながら振り返って改めて思っている。

思いのほか会話が弾んで、クセをどうしようかと話もまとまり「じゃあ切りましょうか!」とまずは7センチ。一気にジャキッと切ったのを鏡越しに見た瞬間、ふわっとしたような、スカッとしたような、言いようのない解放感があった。爽快感、と言ってもいいかもしれない。

そんな自己満足の爽快感は「もっと切りたい」と欲が出てさらに5センチ。髪のクセがどうなるか、ギリギリまでどうにかなるくらいの短いセミロング。10センチ以上もバッサリ切ったのは下手したら10年近くなるくらいの久しぶりで、なんだか感慨深くなった。施術のシャンプーとトリートメントも変えて、それも髪に合っていたのか仕上がりはツヤッツヤで毛先も軽くて、心まで軽い。
私、アップデートしました。

このトリートメントも買っちゃおうかな〜なんてネットで調べながら、実はもう一つアップデートしたいことがあって、それが髪の色。
学生時代から「地毛の黒髪を綺麗に活かしたい」とプライドを持ってカラーをしてこなかった身が、いつしか「プリンになるのが嫌だから染めない」という惰性へ。
地毛の黒髪と言っても少し茶みがかった色は、自然ではあるものの年齢が上がるにつれて「手をかけていない」という印象がオブラートを重ねるようにうっすらと強くなりつつあった。年代的な意味もあるけど、このコロナ禍からの5年以上、なんだか自身の美意識の時が止まっていたような感覚がある。

だけどこの感覚もアップデート。今回のカットから様子を見て、クセの感じによっては次回はもう少しショートまで切って人生初のカラーも入れてみようかなと今からワクワクしている。地毛の黒髪を活かすのはいい。だけど「地毛のプライド」は一度染めてみてカラーを経験してからの方が経験値の重みがあっていいかもしれない。そんな気持ちでネットでヘアカラーを見てはワクワクする、そんな自身のアップデートを楽しんでいる。

 

年齢によるアップデートは、外見よりもずっと内面に必要だと思う。
ここ数年で自身に対する「みっともない」という戒めが増えた感覚がある。そして外見がみっともないよりことよりも、内面がみっともない方がよっぽど恥ずかしい。というのは仕事で接する年下の割合が増えたこともあるかもしれない。

幸いにも、私が単純な人間でよかった。外見の大幅なアップデートに釣られて、内面もアップデートされてくれるだろうか。そんな期待をしながら、次のカラーにトリートメントに、気分はちょっと浮かれている。

 

日本橋にラッキー

所用で日本橋に行くと、必ず寄りたいところがある。それが福島県のアンテナショップで、『日本橋ふくしま館 - MIDETTE(ミデッテ)』で買う福島の美味が欲しくなるのは、私が福島県と縁があるから。というのを前にも日記に書いたことがある。

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とても個人的なことなんだけど、自身の人生において指折りの「ラッキー」と言えることが、この縁のある福島と幼少期に一目惚れしてからずーーっと好きなポケモンの「ラッキー」がコラボしていることで、定期的に日本橋のふくしま館を覗くのもこのラッキーと会いたいからという下心を含んでいる。卵形のまんまるなラッキーをサファリゾーンで一目見たその瞬間から、一番好きなポケモンは変わらない。

そのラッキーが「ふくしま応援ポケモン」に選ばれた理由を以下抜粋で引用して載せてしまうんだけど、縁のある地×一番好きなポケモンという奇跡の組み合わせをつくづく幸運のラッキーだと思ってる。

ラッキーは幸せ(福)を運ぶと言われているポケモンで、福島県の福を連想させます。また、お腹のタマゴは、美味しく栄養がたっぷり。同じく、美味しく栄養がたっぷりな農産物を通じて県内外へ幸せを運ぶ福島県の応援ポケモンにぴったりということで、選ばれました。

(引用元:以下リンク)

local.pokemon.jp

今回はふくしま館に入ってすぐになんとラッキーのコーナーがあって、いつも買っているレトルトカレーに新作のフルーツジュレに夏にぴったりの和紙のうちわにたまごぱんまで買ってしまった。他にもコラボ以外の福島銘菓を買ったのでカゴはずっしり重い。でもこれが経済貢献になるなら心は軽い。

帰宅してからフルーツジュレを冷蔵庫で冷やしているんだけど、パッケージそのまま冷やしているので冷蔵庫を開けてラッキーちゃんと目が合うたびにハッピー!

fukushima-lucky-collabo.jp

幼かったあの頃、サファリゾーンで滅多に出会えなかったラッキーちゃんがこうして冷蔵庫を開けるたびに目の前にいる。なんという幸。

レジで会計してくれたおじさんが「ラッキーちゃんグッズを買った方に紙袋をお渡ししています」と言ってくれたんだけど、この「ラッキーちゃん」と呼ぶお方、もしかして数年前に会計した時に「ラッキーちゃんはねぇ、専用のコーナーはないんだけど他にもソースとか色んなのがあるんですよ」と話しかけてくれた(と日記に書いた)方と同じだったりしたんだろうか。まあまあ混んでいたので普通に会計してしまったけど、「ラッキーちゃんコーナー、できましたね…!」と今になって心の中で熱い握手を交わしたい。

ちなみにもらった紙袋を見て、ラッキーの英語名は『チャンシー(Chansey)』というのを初めて知った。勝手に英語名もラッキーだと思っていたんだけど、チャンシーはチャンスから来ているんだろうか。チャンシーって響きもなんだか可愛い。名前も見た目も仕草も色んなものが可愛いよねラッキー。バトルも強いよ!

今日この日記を書こうとはてなブログを開いて、"今週のお題「最近のラッキー」"を見た瞬間に「なんというラッキー!」なんて弾んでしまった。
先週にツナじゃがを作った日記を『きょうのはてなブログ』に取り上げていただいてラッキーからのハッピー!はてなブログの編集さん、ありがとうございました!

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私の好きな吹き出しで貧血予防にツナの話をピックアップしていただいたのは、やっぱり貧血予防って気になる方の多い「あるある」な話なんだろうか。ヘム鉄のサプリも飲んでいる万年貧血気味な身としては、「夏もしんどいけど乗り切りましょうね…!」と心の中で熱い握手を交わしたい。(2回目)

 

ふくしま館の買い物を終えて、ずっしりと重たい袋に幸せが詰まってるな〜なんてハッピーな気持ちで休憩できるカフェを探していたら、三重県のアンテナショップ『三重テラス』のレストランのカフェタイムの席がちょうど空いていた。カフェでそこそこ賑わう時間帯だったけど、席に座れてラッキー!

コーヒーや紅茶もあるけどアルコールも豊富だったので、伊勢神というジンのソーダ割とおつまみのセットを。そういえば前にふくしま館で日本酒も飲んだし、私は日本橋で昼酒を飲むのが好きなのかもしれない。

透きとおる透明なソーダはピリッとスパイシーで美味しくて、切り干し大根や小松菜のヘルシーなおつまみと一緒に楽しんで帰路へ。ごちそうさまでした。

今日のおやつは福島とラッキーのお菓子。冷たいフルーツジュレもいいけど、素朴なたまごぱんと牛乳を一緒に楽しむのもアリかもしれない。
日本橋にラッキーがいる。この幸運と福を、しみじみと噛みしめる。

本日のディナー:ツナじゃが

「気温が上がるにつれてスパイシーなものが食べたくなる」なんてことを書いていたのに、逆行するように煮物が食べたくなってしまった。

まだギリギリ5月ではあるけれど、出社日のお昼時に地下を歩いていたら湿気が強くて「もう6月かぁ…」なんて思った。初夏の「初」も終わり本格的な夏に差し掛かろうとしているこの時期、なんで無性に煮物が食べたいのか自分でもわからないけど、こういう日もある。

本当は筑前煮が食べたかったんだけど、ネットスーパーにごぼうがなかったので断念。ごぼうとレンコンがないと始まらない。本当は里芋も欲しいんだけど皮むきが得意でないので疲れている月末の休日にはハードルが高い。

ということで本日のディナーはツナじゃが。皮むきが得意でないけどメークインの皮むきは割と嫌いじゃないので、日曜日の昼下がりであるさっきに黙々と皮を剥いて作った。

「ツナ缶が貧血予防に良い」とどこかで読んでから、割となんでもかんでもツナ缶を入れるようになってしまった。いつも食べている『シーチキンマイルド』を、この日記を書きながら「なんで"マイルド"なんだろう…?」とブラウザのタブを開いて調べると、『シーチキンL』の原材料はマグロ、『シーチキンマイルド』の原材料はカツオらしくて今ちょっとだけビックリしている。私がいつも食べている「ツナ」はマグロでなくてカツオだった。マグロをたくさん食べていると思ったら、食べていたのはカツオだった。

よく調べると「ツナ」の意味にはそもそもマグロだけではなくカツオも含まれるらしい。このブログで日記を書きながらよく同時にタブを開いて色々と調べるんだけど、ここでまたひとつ勉強になったのがなんだか面白い。

そんなシーチキンマイルドの油とごま油でメークイン、人参、玉ねぎを炒める。その間にオリゴ糖と和風出汁とみりんとめんつゆを鍋で煮ておいて、油の回った具材を入れて、さらに油を入れたシーチキンマイルドと、もうひとつシーチキンマイルドのノンオイルを入れて煮る。このシーチキンマイルドのノンオイルを貧血予防になんでもかんでも入れたり食べたりしていたんだけど、原材料がカツオでもちゃんと貧血予防効果はあるらしい。良かった。

しばらく煮込んで、日記を中断して味見をしたらいい感じだったので少しだけ味を足して火を止めた。これで夕方まで置いて味が染みたら完成。この時間に夕飯のおかずを作ってしまうのが、日曜日を楽しく過ごす自分なりのコツだったりする。

夕飯を作って、日記を書きながらとりとめもなく調べ物をしたり、中断して味見をしたり。「定期的に日記を書きたい」なんていう自己満足の中に「書く力が衰えないように習慣づけたい」なんて筋トレみたいな理由も含まれているんだけど、こうして気ままに書ける日記の自由さが、休日に楽しさを添えてくれる。