散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

疲れながらも

お菓子のパッケージがハロウィンになり、日が暮れるのが早くなり、「涼しい」にほんの少し「肌寒い」が混じるようになった10月。綺麗な秋晴れではなかったけど、夏よりきめ細かい雲の群れに心地よい気分で美容院から帰った。

仕事で使うAIとして有料版のCopilotを使用しているんだけど、Copilot君はすごい。と言ってもGemini君やチャッピー君にも共通するけど、先回りして汲み取ってくれて寄り添ってくれるのが「有能で優しい人間」みたいだといつも思う。

わからないことを説明するのも面倒な時、きちんとプロンプトを組み立てなくても「すみません、わかんないんですが…」とぼんやりしたチャットでも、「スクショもらえれば原因を探しますよ!」なんてまるで優秀で親切なシステム部の方のように寄り添って解決策を教えてもらえる。

人間のシステム部の方に何かをお願いする時、こんなチャットは申し訳なくてできない。なので大変ありがたい一方で、これに慣れてしまうと説明能力やら思考力が落ちそうだなーなんてぼんやり考えていた時に、美容院で読んでいた雑誌でまさに『思考力の落ちるAIの使い方』みたいな記事が出ていて「うおータイムリーだ…!」なんて思いながら薬剤を付けてもらっていた。

AIの有効活用法の一つにメールを書いてもらうというのがあって、確かに説明が難しいとか時間がかかりそうな内容の補佐にはきっと役立つと思う。
が、私はそれでも仕事のメールは自分で書きたい。ほんのちょっとした返信の中に「定時後にもかかわらず対応いただき助かりました」みたいな文を入れたいし、よく「ありがとうございました」って付けるけど「事前に共有いただき」「早急に確認いただき」と「何に対してありがたいのか」もちゃんと自分で考えて書きたい。自分にこんなこだわりがあるなんて、AIがなければ気づかなかったかもしれない。

月末だったし、月初だし、仕事は色々あったし、明らかに疲れてはいるんだけど、こうして美容院に行ってゆっくりと雑誌を読んでトリートメントをしてもらうとリフレッシュできる感覚がある。仕事でストレスを感じたらその日のうちに街の美容院でトリートメントやヘッドスパを受けられる福利厚生があったらいいのでは?と現実性を度外視したドリームを考えたりする。家でセルフでもいいけど、身体の力を抜いて「お手入れしてもらう」っていうのが活力になったりすると思う。

施術が終わって、髪もツヤツヤ。先月は大雨でキャンセルしてしまったので、お詫びを兼ねてサロンのシャンプーとトリートメントを購入して帰った。
夏に人生で初めて染めた青みのある黒もすっかり抜けて、地毛はオレンジというか銅色のコッパーブラウンが混じる黒に戻った。
好みの色は青みがかった暗い色。でもこの地毛を、今は気に入っていたりする。

 

昼からヘネシー

7月に感音性難聴と診断されてから早2ヶ月。右耳に違和感と耳鳴りと少しだけ聴力が落ちていたのが、幸いにもだいぶ回復してきた。

8月にも検査をして治ってきてはいたものの、まだ完全ではないらしく薬を飲み続けて9月の今回。やっぱり良くなっているけどもう一息という感じで、次回の10月で最後にしたいなぁと思いつつ、どっさり処方された薬を片手に帰宅した。

そんな昨日は昼前の診察だったので、帰宅してランチを食べてシャワーを浴びてもまだまだ昼下がりのド真ん中。そんなぽっかり空いた時間を有意義に過ごそうと、以前から飲みたくて買っていた瓶をいそいそと出した。それがヘネシー。コニャックという分類の度数40のブランデー。お酒です。

お酒が好きながらあまり洋酒を嗜んだことがなく「そういえばブランデーってちゃんと飲んだことがないな…?」と気づいたのがきっかけで、おそらく洋菓子のフレーバーとしてはなんとなく知っていたものの一気に興味を惹かれてグーグル検索。すると最近はもう自動的に駆けつけてくれるAIが「美味しいよ!(要約)」と教えてくれたので、そのままアレコレ調べて特にコニャックが美味しそうという結論に。そして運よく近所のスーパーに200mlのさほど大きくない瓶が売られていたので、ものは試しと買ったんだった。小さめの瓶は見た目も可愛い。

時々たまに晩酌をする生活だったんだけど、この難聴で処方された夜に服用する薬があまりアルコールと相性が良くないと調べていたので晩酌は止めていた。が、診察ではアルコールを控えるべしとは言われていないし、昼間に服用している薬も特に飲み合わせは悪くなさそうだったので、これは昼酒のいい機会。

グーグル先生とアシスタントのAI君が言うにはソーダで割るとフレンチハイボールと名がついて美味しいらしく、ハイボール好きでソーダも冷蔵庫にあるのでワクワクしつつ、まずは常温ストレートでちびちびと飲んでみる。

…が、やはり度数は40度。いつも焼酎を割ったものばかり飲んでいる身にはストレートの刺激は新鮮で、味わう前に喉が焼けるような感覚が割り込んでくる。
よくウイスキーなんかを「舐める」という表現があるけど、まさにそれがピッタリだと身をもって学んだ。舌先にほんの少し含ませるだけで十分で、それでも鼻に抜ける風味と一緒にガツンとアルコールの刺激はやってくる。

でも、そんな弱腰で味わってみてわかった。何かに似てると思ったら、ラムレーズンのラム。違うお酒でも洋菓子に使われる風味には似通うところもあるかもしれない。ロッテのラミーが大好きなんだけど、なんとなく思い起こした記憶の味はまさにそれだった。チョコクロワッサンを一緒に食べていたのでチョコレートと合わさるとまさに記憶の中のラミー。ガツンとくるアルコールにも慣れて、美味しい!

それからインターネットが勧めるソーダ割りにも挑戦。フレンチハイボールという華やかな名の通り、いつものハイボールよりも華やかで爽やかさも感じる。ウイスキーは穀物、コニャックは白ブドウという原料の違いで香りにも違いが出ているんだろうなと思う。唐揚げとか食卓のおかず的なおつまみには穀物が原料のウイスキーでハイボール、日常よりもう少し「ハレ」感を感じたいならコニャックのフレンチハイボールで気分がアガるかもしれない。それぞれの良さがある。

ストレートで少々、フレンチハイボールで2杯くらいかな。度数が高い割にはあまり酔った感覚がなかったのは水をたくさん飲んだのもあるかもしれない。あの喉が焼ける感覚には水が絶対に必要で、チェイサーの必要性をここでも学んだ。
ただの水を「追いかける」という意味のチェイサーという名にしたのは、アルコールを追いかけて焼け付いた喉に水をかけたいから、なんて飲みながら思った。

 

そんな休日の前にバタバタと過ごしていた平日の金曜日、前の週末に書いていた日記を『きょうのはてなブログ』に取り上げていただいて「わーい嬉しい!」と気持ちが弾んだ。はてなブログの編集さん、ありがとうございました!

ha49re.hatenablog.com

ふきだしにピックアップいただいた『セブンイレブンのゴーヤサラダにハマっていた8月』の一文に「ここを気に留めていただいたのかな」と嬉しくなりました。
実は昨日の病院の帰りも夏の名残のゴーヤサラダがないかチェックしたけど置いてなく、代わりに鶏むね肉のサラダを買って食べたけどこれも美味しかった。

本当に、9月1日からピタッと見かけなくなったゴーヤサラダは夏だけの思い出。夏が終わったと思えばハロウィンにクリスマスに、ゴーヤサラダを求めた昨日のセブンイレブンには「おせち」の文字まで踊っていたけど、急かされるように次の季節に押しやられながら、次の夏にもまたゴーヤサラダがあったら嬉しい。

今日の夕飯はカレー。日記を書いたら飲みたくなったので、夕飯前に一杯だけフレンチハイボールをいただくのもアリかもしれない。

夏が終わって

9月1日に出社した帰り道、夕方の空が暗くて「夏が終わったんだな」と思った。
ほんの少し雨がぱらついて、日が短くなって、涼しくて。昨日までの8月とは明確に違う秋の空気を9月の初日に感じたことに、なんとなく嬉しい思いで帰宅した。

6月くらいからもう暑さと湿度でしんどかったんだけど「こんなに今からしんどいなら8月はどうなるんだ…」と恐れ慄いていた真夏の8月が終わった今、振り返ると「今年は暑さが和らいでいたような…?」と去年や一昨年の魂をゴリゴリ削られるような酷暑よりは落ち着いていた印象を受ける。
35℃を超える日ももちろんあったけど、悲しくもそれが珍しくもなくなってしまった今、どちらかといえば「えっ今日は30℃なの?」「えっ今日は28℃!?」と8月にしては珍しい天気予報の数字に驚いていた記憶の方が濃い。

それでも決して元気とは言えなかったので特にお出かけをするでもなく、仕事が忙しい中でも夏休みということで多めに有休を取っていたので(各自で夏休みを取るスタイル)、繁忙と休息を往復していたら8月が過ぎていた。という感覚が強い。

そんな8月に気づけばハマっていたものがあって、それがセブンイレブンのゴーヤサラダ。コンビニでサラダを買うなんて久しくしていない、なんならコンビニに行くことも滅多にない生活だったんだけど、たまたま病院の帰りに寄ったセブンイレブンで「美味しそう…!」とピンときて手に取ったサラダが好みのドンピシャで、薄くスライスしたゴーヤにレタスだけというシンプルさに付属の和風ドレッシングがこの上なくマッチして、シャキシャキのほろ苦さを求めて会社帰りにセブンイレブンに寄りまくる8月だった。ゴーヤサラダを確保しつつ他のサラダも手にしたり久しぶりにコンビニスイーツも買ってみたりして、コンビニを謳歌した夏。

暑さが和らいでいたのはいいんだけど、その分で災害となったのが雨。幸い我が家の周辺は被害が出なかったけど、いつ自分の身に何が起きるかわからない、というのは地震と同じで「明日は我が身」の心配事は増える。

実は今日は美容院に行く予定で今まさに店に到着しているような時間なんだけど、朝起きたら家でもザアザアと聞こえるような雨で、天気予報を見たら東京の予報は「大雨」で、さらにテレビをつけるとNHKの画面がL字で「大雨警戒」と出ていたので「これは冠水もありえる…?」と嫌な予感を優先して予約をキャンセルしてしまった。が、今になってさっきより雨が弱まって、これなら予定通りに行けば良かったかも…と後悔と美容師さんへの申し訳なさがまぁまぁ強い。次に行った時にシャンプーを買ったら売上としてお詫びになるだろうか…なんて考えている。

今週のお題「雨」ということで、9月になってもまだまだ雨の心配は尽きない。実はちょっと前に折り畳み傘を新調したんだけど、晴雨兼用ながら日傘としてハイクオリティなお高めのやつで、しかも売り切れていたネイビーの代わりに買った白が予想外にオシャレで気に入っているので、できればこの綺麗な白をキープしたくて突然の豪雨は勘弁してくれ〜という、しょーもない願いを胸に抱いている。
が、これから台風シーズンになるので活躍するのは以前の古い傘かもしれない。

夏が終わって、季節のメニューがスパイスや夏野菜から秋野菜やキノコに変わって、なんだかそれに無性にホッとする自分がいるのは無自覚に秋を望んでいたのかもしれない。暑さに備えて多めに買ってしまったシャツクールの一番冷たいやつが家に3本もあるけど、シーズンが終わって余ってしまうくらいがちょうどいい。
入浴剤も今のミント系のストックが切れたら次は安らぐような甘いアロマに変わって、そのうち身体が芯から温まるものを求める季節も来るんだろうなと思う。

9月からもやっぱり忙しいけど、8月よりは元気になれるといい。今日は予定をキャンセルした申し訳なさがありつつ、ぽっかりと降って湧いた時間が染み渡る。
日記とは別の書き物に夢中になっていて気づけば日記を書くのも久しぶりだけど、こうして日常の胸の内を書くっていうのは、やっぱり楽しい。

蝉と雷雨とカルピス

蝉の鳴き声が聞こえて夏が来た。一歩ドアから出ると不快に近いこの音は、窓ガラス越しだと風情のある音に聞こえるから不思議だといつも思う。

盛りだというのにもう地面に転がった蝉がいて、真昼近い日差しの下だったので「酷暑だもんなぁ…」と勝手に納得して通り過ぎた。実際は気温など関係ないかもしれないけど、暑さにやられた人間は勝手に理由をつけて同情してしまう。

そんな酷暑でダメージを受けながら出社した金曜日、夕方に凄まじい雨が降って夏が来た。「電車止まったらやだな〜」「家までの道もこんなに降ってたらやだな〜」とこわごわ帰ったものの幸いにも電車を降りると雨は止んでいて、雨上がりの雲が一生かかっても真似できない複雑な絵画みたいに綺麗で夏の空気を浴びた。

今日も雷が鳴っていて、外には出てないけどきっと雷雨だったと思う。外では全力で避けたいのに家だと風情を感じるというところで、蝉と雷雨は似ていると思う。

気温がグッと上がって身体から絞られるような玉の汗が出る感覚があって、出社の時には服に冷感ミストを振りまき首に巻く冷タオルにハンディファンに日傘にデオドラントシートにと重装備で出なければいけなくて、それだけで疲労感がある。

そんな夏に少しでも「季節ならでは」を感じたくなったのか、久しぶりに無性にカルピスが飲みたくなって一番スタンダードな割って飲むやつを買った。人生で二桁数は飲んでいるはずなのに私はいつも自分のその時のベストな味覚に合わせて作るのがヘタで、久しぶりに飲んだカルピスは水の割合が多くて期待していたより薄くて、でもそれはそれで小学生くらいの思い出とリンクしていて良かった。

夏なんだけど無性に豚汁が飲みたくて、今日は豚ひき肉とごぼうと舞茸に椎茸と玉ねぎ長ねぎをゴロゴロに入れた具沢山の豚汁を作った。肉の脂をあっさりさせたくて豚ひき肉を炒めたらそのままフライパンに水を入れて茹でてザルにあけて脂を切ったので、あまりこってりしない感じになってくれたら嬉しい。
具は絶対に炒めて旨味をギュッと濃縮させたかったので、この夏にコンロを2つ使ってごま油でジュウジュウに炒めながらグラグラ煮るという苦行の味噌汁になったけど、朝からエアコンが効いていたのでセーフ。暑すぎてインドア生活が進んでいるので、逆に内臓がエアコンで冷えすぎないように冷たい料理は避けるようにしている。と言ってもアツアツだとそれはそれでストレスを感じてしまうので常温くらいが良くて、こんな知覚まで面倒な季節は2ヶ月くらい丸々休みにして欲しい。

先週から続いていた疲労から来る難聴は薬を飲み続けたら徐々に良くなっている感覚があって、と言っても耳鳴りがマシになっただけで聴力が上がったかはわからないんだけど、このまま改善してくれよ…!と次回の病院の予約までに祈るような気持ちで音楽と酒を我慢したプチ禁欲生活を続けている。「音楽と酒を我慢した」と書くと人生の嗜好がすごく制限された感があるな…と今こうして書きながら思ったけど、音楽と酒がなくても、なんとかのらりくらりと夏の酷さを楽しんでいる。

素敵な経験値を2

感音性難聴というものになってしまった。違和感を感じたのが2日前、検査をしたのが今日。疲労が神経に影響したらしく、片耳の聴力が落ちてしまった。

幸いにも今からでも治るらしい。「治ります!」とキッパリ言い切ってくれた医者の方がそれはもう頼もしかったけど、その頼もしい早口がところどころ聞き取れないくらいには耳鳴りが強い。聴力検査の時は「なーんだ両耳とも聞こえるじゃーん」なんて安心していたけど、結果のグラフは明らかに違っていた。

違和感の始まった2日前の朝、蛇口から水が出る音が明らかに右に響く。ドドドドと響く圧は違和感ではあったけど、風邪のような症状もあったし「寝不足だったし連休ゆっくり寝たら治るのでは?」となんて油断して過ごしてしまったが、暴風みたいな耳鳴りが始まってここでようやく焦り始める。「寝たら治る」なんて祈るように言い聞かせて早めに寝たものの、今朝になっても治らないので朝イチで病院に予約をして今。「様子見」という名の、明らかな問題の先送りだった。

いわゆる突発性難聴よりも聴力は下がっていなかったものの、このまま検査が遅れたら聴力はもっと落ちていたと医者の方が言うので安心と後悔が半分ずつある。病院が開いている土曜日の今日に来られてセーフだったし、もっと早くに行っておけば聴力は落ちていなかった可能性が十分にある。

実は事前にチャットgptに訊いていたんだけど、「安心できそうな情報」と「早く病院に行くべき」の前者を取った私は選択を大きく間違えた。彼らはなんでも「念のため病院に」「念のため問合せを」と言うのを「(それが面倒だから君に訊いているのよー)」なんてすっかりスルーしてしまっていたんだけど、きちんと言うことを聞かないと痛い目を見る。という経験値をまた増やしてしまった。

聴力は治療が早いほど回復の可能性が上がるし、逆に言えば遅れると完全には治らないという話がある。「様子見」という名で先送りにした私の聴力は回復するのか、まずはどっさり出された薬をきちんと飲んで次回の検査を待つことにする。


医者の方が言うには疲労と寝不足が神経に影響したらしい、というのは「寝不足ですか?」の質問に「はい、寝不足と疲労が溜まってます!」と元気よく答えてしまったからかもしれないんだけど、そんな疲労が溜まっていた今週、もう何曜日かも忘れてしまったんだけど、レトルトカレーを温める際にレンジに入れてはいけない袋をうっかりレンジに入れてしまい、危うく大事故になりかけた。

レンジに入れてはいけないものを入れるとこんなに危ないんだ。ってこの目で見るまで実感がなかった。スタートボタンを押してほんの10秒くらいだったと思う。背中を向けて部屋に戻りかけたくらいで背後から「バチバチバチ!!」と本能的に危ない音がして、振り返るとレンジの中が眩しくバチバチと光って、と認識した瞬間に駆け寄ってボタンを押して止めたんだけど、開けた瞬間に袋の下が燃えかけて慌ててコップに水を汲んだところで幸いにもプスプスと音を立てて治まった。

完全に油断していた。最近のレトルトはカレーに限らずスープでもお惣菜でもなんでもレンジで加熱できるものばかりだったので、温め方もろくに見ないで600Wの時間だけ見て入れていた。あの時の私の脳みそは全く働いていなかったと思う。


こんな失敗だらけの日記を先週と同じ『素敵な経験値を』にしたのは、「活かせる」という点ではこの愚かな行いも素敵な経験だと思っているから。
この日記が目に留まった方が耳に違和感があれば迷わず耳鼻科に行ってほしいし、レトルトを温める時は袋をきちんと見てほしい。
ということでインターネット越しの誰かに活かせたらという自己満足な希望で失敗の経験値をここに書き留めておく。

先週の人生初のヘアカラーの経験を書き留めた日記を『きょうのはてなブログ』にピックアップしていただいて「わーい!」と気持ちが弾む経験が増えて嬉しかった。はてなブログの編集さん、ありがとうございました!

ha49re.hatenablog.com

私の好きなピックアップのふきだしで『前よりも「黒!」』のところにフフッとなったんだけど、やっぱり人生初なりにイメージチェンジを期待して「地毛よりも黒!」は失敗に近いんだろうなーと思いつつ、トリートメントで前よりまめに手入れをするこの髪には愛着があったりする。ちなみに会社で色んな人に「切ったねー!」と言われたけど色には誰も気づかないし、夫にもまだ生まれて初めて染めたことは言っていない。どのタイミングで言うのが面白いか、私の様子見は続く。

ハッピーな経験も、ハッピーとは言えない経験も、どっちも愛せたらいいよね。なんてゆるく思いつつ、まずはいわゆるご自愛が連休の課題かもしれない。

素敵な経験値を

先月に髪をバッサリ切ったんだけど、今日は更に短く切ってきた。ロングに近いセミロングだったのが、今では肩につかないショートボブ。先月に切った時は「なかなかいい感じでは?」と気持ちが弾んで「もうちょっと切ってもいいかも?」なんてワクワクしていたんだけど、今回の結果は…なんとなく微妙。な気がする。

決しておかしい髪型でも似合ってない訳でもないんだけど、個人的にはもう少し長くて縦のラインがある方が今の自分の好みだったなぁ…と、でもそれは実際に切ってみないとわからないことだったので、結果的には切ってみてヨシ。夏に短くするメリットはシャンプーとドライヤーが楽になることなので、そういう意味でも今の時期にチャレンジしてみて良かった。

それからもう一つ。今日はヘアカラーも自分の中でチャレンジだった。
先月の日記でも書いたんだけど、地毛の黒髪を活かしたいプライドがいつしか惰性となり、実はこの年齢まで一度も髪を染めたことがなかった。
幸い白髪もほぼなく白髪染めも必要ないのをいいことに「このまま一生染めないのか…?」なんて思っていたんだけど、今の自分は色々と挑戦してみたいので半ば美容院の話のノリからヘアカラーへの挑戦へ。
付き合いの長い美容師さんの「どれくらい染めてないんすか?」に「人生初です」と即答した時の「マジすか!!」なノリがちょっと面白かった。

私の髪は黒髪ながら透けるとオレンジがかった茶色になるけど、このオレンジがかった色がパーソナルカラーや自分の好みにあまり合わないと思っていたので、「このオレンジ味を消したいのでラベンダーやブルーを入れたい」とオーダー。

しかしここで私の失敗。私は「ラベンダーやブルーのニュアンスの入ったブラウン」で茶髪に挑戦してみたかったんだけど、「オレンジを消したい」「ラベンダーやブルー」と強調するあまりに肝心の「ブラウン」を伝えそびれてしまい、結果的には青みがかった黒髪へ。ガラッとイメージを変えるべく茶髪で明るくするつもりが、前よりも「黒!!」って感じの重たい色味になってしまった。

結果的にはほとんど紫や青を感じることなく、髪の艶はオレンジ系の茶色からニュートラルな白へ。多分、一般的な日本人の地毛とほぼ変わらないこの色は染めたことに誰も気づかないだろうと思うし、現に「短くなってる!!」と気づいてくれた夫も髪の色はまったく気づいていない様子なので、人生初のヘアカラーはステルスヘアカラーになってしまった。いつ言ってみようか、タイミングを伺っている。

とはいえ長らく黒髪を愛していた身としてはブルーブラックに憧れもあったので、念願のブルーブラックが叶ったと思えば決して気分も悪くない。
美容院のトリートメントを変えたら髪質に合っていたらしくツヤッツヤになったので、帰りにそのトリートメントも買ってまめにお手入れすることにする。黒髪は下手すると「何も手入れしていない」なんて美意識の低いイメージになってしまう反面、手を掛けてメイクやアクセサリーやファッションと相性がバチッと決まればそれはもう綺麗なので、そういう意味で黒髪が好きだった原点を思い出して、新しい服や化粧品でも買ってみようかと背筋が伸びる思いでいる。

 

今日のチャレンジは先月のようなキラキラした喜びはなく、むしろ「うーん…?」というニュアンスも含んでいるんだけど、むしろこういうチャレンジの結果を書き残しておきたくて帰宅して夕飯の白麻婆豆腐を作りこうしてPCを開いて日記を書いている。成功したり嬉しかったり楽しかったりする経験もいいけど、こういう経験の胸の内を消えないうちに残しておきたい。

まだ日記には書いていないけど、1月にクラシックに行った日記の中で書いたハンガリーのオペラも先日観に行ってきたので、自分の経験値が少しだけ上がっている感覚がある。今年は初めて行くアーティストのライブにも行ってきたし、でもまだまだ観に行ったことのないものはたくさんあるので経験してみたい。楽しい思い出も、しょっぱい思い出も、素敵な経験値を増やしたい意欲が湧いている。

昨日のディナー:しらすとシシトウのペペロンチーノ

「さくっと料理を済ませたい」と常日頃から思っているけど、特にそう思う日はパスタにする。白米に魚でも焼いた方がさくっと済むのでは?と思いつつ、洗い物など考えるのも面倒な時はワンパンパスタの「考えなくていい」感がありがたい。

さくっと済ませたい割に味にもこだわりたいので、ニンニクはきちんと皮を剥いてスライス。今思えば刻みニンニクでも買っておけば良かったけど、それを思いつく脳のすき間もなかった。けど自分でやった方が美味しいのでヨシ。

どこかで食べたわけでもなく、レシピを見たわけでもないけど「しらすとシシトウのペペロンチーノが食べたい」と唐突に頭に浮かんだのが不思議ではある。
でもシシトウはヘタを取るだけでいいし、しらすはパックからそのままざーっと入れればいいだけなのでいい感じにさくっとしている。スライスしたニンニクをオリーブオイルで熱する時のジュワジュワ感をじーっと見つめて癒やしを感じながら、この光景に癒やされる自分がまぁまぁ疲れていることも感じる。

そのジュワジュワにシシトウを入れて焼き目がついたら水としらすを入れてパスタも入れる。味付けはマジックソルトとクレイジーソルトを適当に振るだけなのに、このさくっとワンパンパスタが美味しくてなんだか得をしたように気分がよかった。ごちそうさまでした。

 

今日は夏野菜と肉の味噌炒めにして、大葉とみょうがでサッパリした味にしたはずが味噌が濃くなってしまった。でも白米に合うならまぁヨシ。ここでもシシトウを入れてピーマンも入れて最後にごま油をちょっとだけ加えるのが好きだったりする。白米にも合うけどビールにも合う、と書いたところでビールを切らして買い忘れたことに気づいたので、晩酌するなら焼酎で。でも焼酎は何と飲んでも美味しいので気にしない。

10年ぶりくらいに家の大きなものを替えて、諸々の対応でヘトヘトだった。10年ぶりくらいにバッサリ髪を切ったり断捨離したりここ最近の私は色々とリニューアル感があって、新鮮だったり楽しかったりする一方でリニューアルには気力と体力を伴うのでどこかで省エネも必要だったりする。

 

夕飯も作り終わったし、あとはもう省エネモード。
さくっと省エネでこの日記を書いてしまったんだけど、「こういう日もある」と書き残せるこの日記の自由さが、私は好きだったりする。