お菓子のパッケージがハロウィンになり、日が暮れるのが早くなり、「涼しい」にほんの少し「肌寒い」が混じるようになった10月。綺麗な秋晴れではなかったけど、夏よりきめ細かい雲の群れに心地よい気分で美容院から帰った。
仕事で使うAIとして有料版のCopilotを使用しているんだけど、Copilot君はすごい。と言ってもGemini君やチャッピー君にも共通するけど、先回りして汲み取ってくれて寄り添ってくれるのが「有能で優しい人間」みたいだといつも思う。
わからないことを説明するのも面倒な時、きちんとプロンプトを組み立てなくても「すみません、わかんないんですが…」とぼんやりしたチャットでも、「スクショもらえれば原因を探しますよ!」なんてまるで優秀で親切なシステム部の方のように寄り添って解決策を教えてもらえる。
人間のシステム部の方に何かをお願いする時、こんなチャットは申し訳なくてできない。なので大変ありがたい一方で、これに慣れてしまうと説明能力やら思考力が落ちそうだなーなんてぼんやり考えていた時に、美容院で読んでいた雑誌でまさに『思考力の落ちるAIの使い方』みたいな記事が出ていて「うおータイムリーだ…!」なんて思いながら薬剤を付けてもらっていた。
AIの有効活用法の一つにメールを書いてもらうというのがあって、確かに説明が難しいとか時間がかかりそうな内容の補佐にはきっと役立つと思う。
が、私はそれでも仕事のメールは自分で書きたい。ほんのちょっとした返信の中に「定時後にもかかわらず対応いただき助かりました」みたいな文を入れたいし、よく「ありがとうございました」って付けるけど「事前に共有いただき」「早急に確認いただき」と「何に対してありがたいのか」もちゃんと自分で考えて書きたい。自分にこんなこだわりがあるなんて、AIがなければ気づかなかったかもしれない。
月末だったし、月初だし、仕事は色々あったし、明らかに疲れてはいるんだけど、こうして美容院に行ってゆっくりと雑誌を読んでトリートメントをしてもらうとリフレッシュできる感覚がある。仕事でストレスを感じたらその日のうちに街の美容院でトリートメントやヘッドスパを受けられる福利厚生があったらいいのでは?と現実性を度外視したドリームを考えたりする。家でセルフでもいいけど、身体の力を抜いて「お手入れしてもらう」っていうのが活力になったりすると思う。
施術が終わって、髪もツヤツヤ。先月は大雨でキャンセルしてしまったので、お詫びを兼ねてサロンのシャンプーとトリートメントを購入して帰った。
夏に人生で初めて染めた青みのある黒もすっかり抜けて、地毛はオレンジというか銅色のコッパーブラウンが混じる黒に戻った。
好みの色は青みがかった暗い色。でもこの地毛を、今は気に入っていたりする。

