散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:ギリギリのオムレツ

10個パックのタマゴが未開封のまま賞味期限を迎えた。8月31日という夏休みの宿題を思い出す期限の今日、本日のランチは賞味期限ギリギリのタマゴを使ったオムレツを作ることにした。残りは夕飯に使うことにする。

バターを使った洋風のオムレツにしたい。そう思って冷蔵庫を探ると、期限が8/6で切れていたバター、8/28で切れていたとろけるチーズ、9/2でもうすぐ切れそうなベーコンがあったので全て使うことにする。どれも数字だけ見るとギリギリアウトだったりギリギリセーフだったりするので、今日が期限のタマゴをメインとした『ギリギリのオムレツ』と名付ける。
8/6のバターはしっかりアウトでは…?と見た目や匂いを確認したけど、しっかり大丈夫そうだったのでセーフ。今がちょうどギリギリセーフな期限だったのかもしれない。

洋食に使う塩について、今まではずっとクレイジーソルト一本でやってきたけど、気まぐれで買ったマジックソルトが私の味覚にドンピシャで、以来こっちをメインで使っている。名前は似てるのに味は全然違う。

大きなボールに割り入れたタマゴにマジックソルトを振りかけて、混ぜたらとろけるチーズをちぎってまた混ぜる。横のフライパンで弱火でちりちり音を立てるバターのいい匂いが、土曜日のランチをいい感じにアゲる。

じゅわっと音を立てて流し込んだチーズ入りのタマゴを、フライパンでちょっと放置してからゴムベラで混ぜる。オムレツと言ったけど、私のオムレツはフライパンをトントンして形を整えるような綺麗なものではなく、ざっくり折りたたんだスクランブルエッグに近い。

少し温めた皿に乗せて熱を落ち着かせている間に、期限ギリギリセーフのベーコンをジューッと焼いて適当に焼き目が付いたら皿に添えて完成。まだ眠気とだるさが残る頭でダラダラと作れるのは気楽で良かった。

一つの皿にどどーんと乗せた二人分のオムレツを、二人でモシャモシャと食べる。期限切れのバターもしっかり香って、マジックソルトのグリーンがチラチラ映えるタマゴはところどころチーズがとろけて見た目も味も美味しかった。色々とギリギリのオムレツで、満足のランチタイム。

趣味で書いている小説に一画面で収まりきらないほどの熱い長文の感想を頂いたので、今日はこれからその返信を書く。こちらの気持ちも熱くなるほど嬉しかったので、その嬉しい気持ち、ありがたい気持ちはもれなく相手に伝えたい。
日記を書いて、返信を書く。文を書いて過ごす休日が、滋養になる。