散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

荷造りができてない

定時で退社した。「バキバキ働いてサッサと帰る」をモットーにして働いているんだけど、今日は比較的バキバキかつ和やかに労働力を提供できた感覚があるので、気持ちよく定時退社できたことが嬉しい。

コロナ禍からリモートで行っていた監査が今年から来社になって「こんなところまでアフターコロナしなくていいのに」なんて思っていたんだけど、昨年ピリついた案件で密にメールのやり取りをしまくった先方の担当者と初めてお会いして、めちゃくちゃ和やかにご挨拶と今年度のスケジュール調整ができたことで気持ちがすごく穏やかになっている。
ピリついた案件は仕方ない状況だったので悪印象は元々ないんだけど、「とても助かりました」とにこやかに話してくれた事に「こちらこそ」と返せた事によって空気が滑らかに浮上して、先方への印象がグッと明るくなった。その後の話もスムーズにやり取りできたのでいい時間になった気がする。今日、お会いできて良かった。

今までテキストベースのコミュニケーションばかり偏重していたので、正直に言うと業務におけるフェイス・トゥ・フェイスの良さをあまり感じてこなかったんだけど、こんなに明確にその良さを実感したのはもしかしたら今日が初めてかもしれない。
定時10分前にスケジュールの確定連絡と共に「今年度も宜しくお願いいたします」とメールの挨拶で締めて、爽やかにPCを閉じた。

旅行に行くというのに直前になっても荷造りができてない。けど、それをする余力が少しだけできた。
荷造りをするような旅行も、そういえば久しぶりだと思う。
夕飯を食べて、少しだけ掃除をして、荷造りをして。
晴れやかな気分で、旅に出る。