散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

イッシュで女優を極める / アイドルと逢瀬を重ねる

ポケモンBW2にハマってブラック2ではポケウッド、ホワイト2では3週目のストーリーを楽しんでいるので諸々書く。
BW2のポケウッドとイベントの内容に触れるので、ネタバレ注意。


■イッシュで女優を極める
ポケウッドにてB級映画(カルトエンド)を撮り続けていて、ついに残り3作となった。
今回は「泣ける」と名高い名作『忘れえぬ記憶』を撮るための俳優をどうしようかと思っていて、炎タイプや特性もらい火が有利っぽいのと、大人びているが心に寂しさを秘めた少女の役柄にはなんとなーく子犬やデカいワンちゃんが似合う気がして、ガーディ→ウインディを育ててみることに決めた。

1作目は5ターン以内にLv.10の相手に倒されないといけないんだけど、野生のガーディはもう少しレベルが高くて倒されるか微妙なところだったので、ここは捕まえたガーディに文字通り俳優の卵を産んでもらって、生まれた子を出演させることにした。

俳優の卵という事でちょっとこだわって例の楽屋の中で孵化させたんだけど、なんと映画のためにロコンやジュペッタをスカウト(捕獲)した時と同じ性格"がんばりや"の子が生まれたのでマジでミラクルだと思った。親が能天気とうっかりやだったので、余計に。

ポケウッドで生まれた性格がんばりや特性もらい火のガーディ♂はまさに俳優の星の元に生まれたと言っても過言ではないので、さっそく映画に出演しLv.10に倒されてもらった。と字面にするとちょっと可哀想だけど、がんばりやの子はよく頑張ってくれた。

こうして撮影した1作目からいきなりメイが逮捕されて終わるという期待通りのB級映画だったので満足。

生まれてすぐLv.10に倒されたガーディも2作目のクリアのためにLv.60くらいのウインディ君に成長してもらおうと思う。とサラッと書いたけど、経験アメのない第5世代でここまでレベルを上げるのは結構めんどくさくて、女優も楽じゃない。
でもこの面倒さが楽しいので、もう少しだけ女優の道は続く。

 

■アイドルと逢瀬を重ねる
・3周目のストーリーを楽しんだホワイト2(以下W2)も、チャンピオンを倒し無事にエンディングを迎えた。

個人的にはあのレパルダスがボールから出るところがBW2の真のエンディングだと思っているんだけど、どうやらキュレムを捕獲することでボールから出るロジックになっているらしいので、キュレムを捕獲し妹に撫でられて嬉しそうなレパルダスを見納めたところで安堵した。これでこのデータもめでたしめでたし。

今回はクリア後に、テツ君との仲を深めるべく頑張ってみた。
ライモンシティで落とし物を拾った後、「特定の1マスを踏んで電話を受ける」を10回繰り返したら観覧車の前で落とし物を返し、それから「特定のエリアから電話を架ける」を20回繰り返したら次の日から毎日観覧車デート&ポケモン交換ができる…というなかなか手間のかかるイベントなんだけど、テツ君の少しずつ距離の縮まる会話が気になって、「一度くらいやってみるか…」って気持ちでやってみた。

…が!電話を架けられるエリア(ヤマジタウンとか7番道路とか)の発生がランダムなので何度もエリアの出入りを繰り返しながらライブキャスターをチェックしないといけなくて、カゴメタウンでライブキャスターチェック→13番道路でライブキャスターチェック…と繰り返すのがすごーーくめんどくさかった。

やってられっか!と思いつつ何とか20回電話を架けていたんだけど、最初はぎこちなくて他人行儀な会話だったのが、だんだん「サンキュ!メイさん」とくだけてきたり、仕事の悩みを相談したりとかで口調や関係性が徐々に変わっていくのは面白かった。

そして20回目の電話が終わった後「この後で会えないかな?」と観覧車に乗るんだけど、「ふたりきり だね…」としっとりした空気になるのでテツ君好きな人は頑張った甲斐があるだろうなぁと思いながらやってた。

次の日から電話を架けると「え、今から会えないかって!?」とメイが誘った展開になるのが意外で、主人公がだいぶ惚れ込んでる感じなのね…と思ったけど、そもそも20回もこっちから電話を架けてる時点でそういう事だよなぁと納得した。

タイトルに書いた「逢瀬」は恋愛関係にある男女に使う言葉だけど、このルリテツと主人公は明らかに友情ではなく恋愛感情を匂わせているのがバリバリに伝わってくる。

この時の観覧車も「もっと ゆっくりでいいのに 観覧車も、時間も…」とか、イッシュの景色を綺麗と言いつつ「もっと綺麗なもの 見つけたけど」と今にも口説いてきそうな湿度が高いムードなので、そういうの好きな人にはたまらないと思う。
しかも電話を架けるとテツ君の顔が赤くなってるし、「声が聞けて嬉しいよ」だし、さすが公式の恋愛ゲーム要素と言われただけあるなと納得感がすごい。

主人公には一貫して正体を隠しているけど、正体はアイドルのテツ君。もう少しイベント進めると一瞬だけライブキャスターでアイドル姿が拝めるらしい。
20回以上も電話して毎日デートに誘う主人公と、嬉しそうに赤らめる相手…というほぼ両想いのアイドルとの逢瀬が、ポケモンというゲームでできるとは。

そしてこの時から観覧車に加えてポケモン交換ができるので、テツ君が夢特性のレアポケモンをくれる代わりに、私のメイはテツ君がカッコよくて好きと言っていた電気タイプのエレキッドを交換してあげた。クラボの実を持たせたのに加えてなんとポケルス付きだよ!喜んでくれるといいな!

所感としては、根気(愛)がないとやってられないなっていうのが一番だったけど、根気よく頑張った分それだけ満足感があるイベントなんじゃないかなと思う。
普段は内気そうなテツ君もアイドルモードの顔は普通にイケメンって感じなので、好きな人は好きそう。
ルリちゃんやテツ君にハマって交換で伝説ポケモンを貢いだプレイヤーがそれなりにいるらしいのも納得のイベントだった。

今回は両想いの空気を含んだ恋愛要素だけど、前に書いたモトカノの怨恨に前作男主人公への失恋を匂わせた山男と、BW2はなんとなく恋愛の描かれ方が強いような気がする。後者2つはビターだけど、主人公のは甘酸っぱく描かれてる。

最初にブラック2をやってた時はスルーしてたこのイベントも興味本位でやってみた満足度はそれなりにあって、少なくとも前作で七賢人をチマチマ警察に引き渡した時よりは楽しかったと思う。保釈されたし。

…とか言いつつ結局は観覧車はヒュウと乗って「ちょっと照れてるでしょ?」ってなるのが好きだし毎日「明日また来い」と言われてホドモエに通ったりするのが好きなんだけど、それはそれ。

あと少しクリア後の要素(白の樹洞とか)を楽しんだらW2も一段落かなという感じなので、もう少しだけぼちぼち進める。