散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

この夏を振り返る

ここ数年で一番楽しかったんじゃないか!?
ってくらい、この夏が楽しかったので
8月の終わりに日記と共に振り返ってみる。

 

 

①7月 人生初のサイン会に行く

ha49re.hatenablog.com

本当に行ってよかった。
この夏でダントツいい思い出。

 

②6月中旬から1ヶ月間
前後するけど、サイン会の前に痩せようと試みる

ha49re.hatenablog.com

人生で一番ダイエットに燃えた期間だった。
きつかったけど、そういう記憶って
思い返すとやけにいい思い出に感じるよね。

 

③7月30日 インドのメタルバンドに出逢う

ha49re.hatenablog.com

出逢ってよかった!
数年ぶりにアーティストを開拓した気がする。
あれから何度も聴いたし、今日も聴いてる。

でも、ちょっと涼しくなってきたこの時期に
聴いても全然いいんだけど、
やっぱり首筋に汗が流れるような
うだるような暑さとの親和性には敵わないな。

そしてこの日記、
後日、週刊はてなブログに掲載いただいて
すごいビックリした。
フジロック行ってないし、こんな
家でふざけた日記で恥ずかしくもあるけど
こんな記事まで読んでいただいて嬉しい。

blog.hatenablog.com

 

④後日、↑のバンドでカレーを食べる。

ha49re.hatenablog.com

ふざけすぎ。
でも楽しかった。

 

高校野球を見ながら家でまったり過ごしたり

ha49re.hatenablog.com

 

⑥いきなり資格勉強を思い立ったりする

ha49re.hatenablog.com

 

くだらないことも含めて
行動力がある夏だったなーと思う。
もう、8月も中旬を過ぎたくらいから
少し気温が下がっただけで
毎日「夏が終わってしまう…」と
ヘコみだすくらいには、楽しかった。

この日記を
繁忙期でヘトヘトになってるであろう
11月以降の自分に見せたい。
まぶしい思い出を胸に、頑張ってほしい。

 

 

で、秋にやりたいこと

・めっちゃかわいいワンピース買ったから
これ着て久しぶりに美術館とか行きたい。
こう暑いと外に出る気もなかったから。

・小川町の三省堂書店の仮店舗に行きたい。
カフェめぐりしてカレーも食べたい。

・気になってる映画を見たい。
家で見れるから月初が落ち着いたら見る。
感想を書けたら書く。

・勢いで始めたビジ法の勉強。
秋の試験を受けるかはともかく、勉強はする。

 

…うだうだ言いつつ
秋は秋で楽しむ気マンマンだね。

夏は家にいるばっかりだったけど、
もう少し涼しくなったら
歩いてて気持ちいいと思うから外に出たい。
今よりもう少し、諸々落ち着いてるといいな。

 

 

晩夏の読書感想:『逆境を楽しむ力』

晩夏の寂しさを読書で埋めている。
半分くらい日記。

楽しい夏が終わるのが寂しいのか
仕事の繁忙期が見えてきて憂鬱なのか
ここのところ気が沈みがちなのを、
資格の勉強や読書で紛らわしている。

ノリで始めたビジ法は、3級の問題集が
終わる前に2級のテキストも買ってしまった。
買うだけ買って受験はしないかもしれない
が、趣味なので別にヨシ。

今日読んで良かった本。
---
『逆境を楽しむ力
心の琴線にアプローチする
岩出式「人を動かす心理術」の極意』
岩出 雅之 :著
---
別に今、逆境にいるわけじゃないんだけど
なんとなくタイトルに惹かれて購入。
表題の「逆境を楽しむ力」が知りたくて
読んでみたけど、それ以上に色々なことが
学べて良かった一冊。

ゴリゴリの体育会のイメージが強い
大学ラグビー部の監督としてチームを
全国優勝に導いた方が説く
「脱・体育会」のお話は、頷くしかない。
体育会系を信仰する企業の偉い人に、
ぜひ読んでほしいと思った。
(が、これを読んで改められるくらい
柔軟な人は、そもそも高圧的な体育会系の
考え方には染まっていないのかもしれない)

個人的に読めて良かったのが
「第5章 逆境に負けない心のつくり方」で
出てくる「最適緊張状態」
(いわゆる"ゾーン")という言葉。
よく言われる「緊張であがる」のは
これよりも過緊張になってしまった状態で、
この状態だと上手くいかない、と。
「本番に強い人」というのは、この状態に至る
コントロールが習得できている人か、または
自覚はなくても無意識にコントロールできる人
なのね…という、ある種当たり前のことが
わかりやすく図も含めて説明されている。

…この本、「ビジネスに速攻役立つ」って
書いてあるけど、
学生が読むのも全然オススメだと思う。
試合とか発表会とか、就活の面接とかで
全然使えるよ!
あと管理職とか指導者向けみたいな感じだけど
私みたいなペーペーの下っ端も含めて
すべてのビジネスパーソンに役立つと思う。
さらに言えば、下の世代の子たちへの指導の
仕方なんかは、子どもの教育にも活かせる部分が
あると思っている。
(あんまり動いてない私の頭でも読めたから
学生さんでも堅苦しくなく読める…ハズ)

あとは最近よく言われる「心理的安全性」の
重要性やその落とし穴なんかを
著者の失敗談や成功事例に基づいて
書かれているので、単純に読んでいて面白かった。
もし管理職やリーダーになったら
こんな指導者を目指したいし、
自分がこんな指導者に出会いたかったと思う。

モヤモヤ気が滅入りながら電書サイトで
ポチってしまったけど、買ってみてよかった。

 

…とか、夏が終わって寂しい…みたいな
暗いことをつらつら書いてしまったけど
普通に秋は好きだし、楽しみだ。

とりあえず暑さも和らいだので
秋を先取りしてかぼちゃの煮物を作ってみた。
おいしい!

 

 

 

 

1ヶ月だけ本気だして痩せた

楽しかった思い出。備忘も兼ねて書く。

 

詳細は下記の記事になるけど
今、ものすごーーく好きな作品があって
7月に人生初めてのサイン会に行ってきた。

ha49re.hatenablog.com


サイン会の告知が6月17日で、
同日掲載の最新話に感動した勢いで
その日のうちに参加を申し込む。

が、その日の夜
家の洗面所で己の姿に愕然とする。

 

なんか太ったし、猫背だし、
背中が丸い…

 

ぶっちゃけ太ったのは気づいてたが
コロナ禍で外出もしないし
出社も週一くらいで、他は在宅勤務で
いくらでも引きこもっていられたので
大して気にしていなかった。

が!せっっっかく大好きな作品の先生に
お会いするのに、こんな姿じゃイヤすぎる!

綺麗な姿でお会いしたい、というよりは
こんな姿でお会いしたくない、に近かった。

…努力が嫌いな故にこうなった訳だが
幸い当日までは1ヶ月だ。
1ヶ月なら頑張れるだろ、ということで
完全に自己流だが、思いつくかぎり
ダイエットを頑張ることにした。

思い立ったのが6月17日
目的の日が7月17日
ジャスト1ヶ月だ。

 

といっても1ヶ月でそうそう簡単に
痩せるものではないし、
なによりお会いするのはせいぜい
数分とかだろうから
体重を減らしてもしょうがない。

とりあえず見た目をマシにすべく
姿勢とむくみの改善を目標とする。

 

結果から先に書くと、
猫背が改善して姿勢が良くなったのと
背中と顔の肉がスッキリしたので
割と成功した方だと思う。

 

以下、やったこと。

 

■食生活

前からゆるーく糖質制限はやっていて
ご飯をオートミールにする日もあったので
基本的にこれを強化する感じで
・お昼:オートミール
・夜:おかずのみ  の
食生活にした。(朝はもともと食べない)

が、オートミールには不溶性食物繊維が
多いらしく、不溶性食物繊維と
水溶性食物繊維の
バランスが偏ると良くないらしい。

なので水溶性食物繊維を摂るべく
食前に

・イヌリン
難消化性デキストリン

の粉末で水溶性食物繊維を摂るようにした。

あとは乳酸菌の摂取が良いらしいので
夕食後にR-1等の飲むヨーグルト
必ず摂るようにしたり、なるべく夕食に
キムチを食べるよう常備。

糖質を制限する分
タンパク質は多めに意識し、
焼肉やローストビーフを家で作り
塊肉をジャンジャン食べる。
肉の他には大豆製品で
厚揚げと納豆にはお世話になった。
野菜も当然たくさん食べる。
よく食べたのはブロッコリーかな。
で、甘いものは一切食べないようにした。
(これがキツかった)

 

■断酒

お酒は毎日飲んでいたわけでなく
週一〜週に何回かのペースだったけど
1度に飲む量がまぁまぁ(焼酎などの蒸留酒
水やソーダ割で4〜10杯くらい)なのと、
飲むと食欲が増してとにかく食べちゃうし
ラーメン茹でたりしちゃうので、
むくみとかヤバかったと思う。
ので1ヶ月だけ断酒。

 

■運動

一応、去年買ったフィットボクシング2
(FB2)を毎日やってはいたのだが、
1日5分だけとか、だるい日は
ストレッチだけで終わらせたりとか
割と惰性だったので、この期間だけ
「鬼モード」×2曲+他のモード何曲か、
とか最低でも1曲は鬼モードにして
1日最低でも30分はやるようにした。
フックで背中をひねりまくる。
あとは腹筋の筋トレとか、プランクとか。

 

■姿勢改善

とにかく姿勢が悪くて猫背なのと
背中に肉がついた気がするので、
改善すべく整骨院に通うことにした。

整骨院の先生は親身に見てくれて
姿勢に効くストレッチやエクササイズを
教えてくれたので、毎日朝夜と
在宅勤務中は1時間に1回ほど実施。
(仕事中は1時間に10分の休憩が推奨されている)

 

■その他

・むくみを流すべく、金平糖みたいな形の
 ローラーでとにかくマッサージしまくる。
 お風呂の中とかお風呂上がりに
 デコルテ、二の腕、頭なんかを
 ひたすらコロコロコロコロコロコロ…
 頭が特にむくんでるのかメチャメチャ痛い!
 当日も朝からひたすらコロコロ。

・朝は昔からアイスコーヒーだけだったので
 そこに「MCTオイル」を加えてみる。
 (糖質制限と相性がいいらしい)

・むくみに効くお茶として「あずき茶」を飲む。
 面倒なので500ペットボトル24本まとめ買い。

・むくみに効く漢方薬として「五苓散」を摂取。

 

月末月初や四半期決算などの繁忙期も挟むので
本当に完璧にできていたわけではないけれど
(疲れた日のFB2はストレッチだけにするとか)
それでもまぁまぁ忠実にできていたと思う。

 

2〜3週間たったくらいから、鏡を見ると
なんか背中スッキリしてる?と思ってたんだけど
整骨院で背中の触診してもらった時に
「…なんか食事制限とかされてます?」と
いきなり訊かれたのでビックリする。
(食事制限の話はしてなかったので)
すると
「背中が痩せてますね。むくみ取れてます」と
嬉しい言葉が!めっちゃ嬉しかった〜!

むくみが取れてほしかったのが
顔と背中だったんだけど、
顔も自分比で目がパッチリして
鼻がくっきりした、ような気がする。
激痛のコロコロのおかげだろうか。

体重はそこまで意識しなかったけど
それでも前月比で3kgくらい減ってて
それも嬉しかった!全部むくみかな。

 

効果があった(と思う)もの

・断酒(このせいで顔がむくんでたと思う)

・運動(腹斜筋が結構ついたので嬉しい)

糖質制限(甘いもの断ちが効いた)

整骨院(ストレッチが合ってた)

金平糖ローラー(今でも激痛だが)

かな。漢方とMTCオイルはよくわからん。
あとこの食生活で、
いわゆる体内のフローラってやつが
すごく良くなったと思う。
ので食物繊維は今も摂るようにしている。
整骨院のストレッチや体操も継続。

 

自分でも意外だったのが、
断酒がそこまで苦ではなく
すんなりできたこと。
本当に飲みたいときは我慢しないで
飲もう…と思ってたけど、
別にそこまで飲みたい日もなく
1ヶ月(か、それ以上) 断酒できてしまった。
20歳を過ぎてから、1ヶ月飲まなかったのは
これが初めてだと思う。面白い体験をした。

 

意外にキツかったのが
甘いものを一切断ったこと。
もともと甘いものはそんなに
大好きではなかったけど、
いざ一切食べないとなるとなかなかの
ストレスで、無性〜〜〜〜にミスド
食べたくてしょうがなかった!
「1ヶ月だけだから」と言い聞かせて
なんとか我慢できたけど、やっぱり
食べないダイエットとかは
自分には無理だと思った。

 

今はもう糖質バリバリ摂ってるが
1ヶ月たって体重計に乗ったら
数百グラムしか変わっていなかったので
いわゆるリバウンドもしてないと思う。

こんなに本気で痩せようとしたことは
今までなかったので、初めてにしては
なかなか楽しい成功体験になった。

次回、もしまた本気でどうにかしたい時が
来たら、この記事を見返そうと思う。

 

が、昨日はしこたま酒を飲んでしまったし、
今日のランチは山盛りちゃんぽんを完食。
…また背中が丸くなる日も、そう遠くない気がする。

 

 

ノリと勢いで学ぶ『ビジネス実務法務検定試験』

ある日突然、
ビジネス実務法務検定という
資格が気になりはじめる。
「法務部門に限らず営業、販売、
総務、人事などあらゆる職種で
必要とされる法律知識が習得
できます」とのことらしい。
(東京商工会議所サイトより)

実務に必要ではなく、完全に趣味。

ここ数年はまったく資格勉強など
していなかったんだけど、
簿記、FP、MOS…と続いていた
数年前の資格マイブームが、
なぜかいきなり再熱。

なんでビジ法なのか自分でも
よくわからないけれど、微妙に堅くて
そこまで難しくなさそうな資格が
自己啓発として好きなんだと思う。
ちなみに自分は法学部出身でなく
法律ド初心者。

で、趣味なのでノリでいいか、と
3級のテキストと問題集をポチり
さっそく届いたテキストを読んでみた。

 

 

楽しい〜〜〜!!!

 

 

久々の学ぶ感覚って本当に楽しい。
Twitterでも誰かが言っていたけど
大抵の資格勉強は3級が一番楽しい。

3級って初歩も初歩だから、
「そもそも契約ってなーに?」みたいな
やさしい解説は頭にしみ込みやすいし、
0の知識を1にするような、0.5の知識が
2に上がるような刺激は、やっぱり良い。

ビジ法3級で面白いと思ったのは
民法の「事務管理」ってやつ。

 

事務管理(法律)【じむかんり】

法律上の義務のない者が他人の事務を管理する行為(民法697条以下)。債権発生の原因のひとつ。隣人の留守中に集金人に立て替えて支払う場合など。管理者は本人へ通知すべき義務,管理を継続すべき義務などを負い,本人は管理者の支出した費用を償還しなければならない。

出典:株式会社平凡社/百科事典マイペディア

 

要は、頼まれもしない
「おせっかい」に関する費用は
おせっかいされた側が支払うべき、と。

たとえば
自分が海外旅行で長期留守中に
台風が直撃しちゃって
家の窓が割れちゃったとして、
お隣さんが勝手に家に入って
窓を修理してくれた場合、
お隣さんは修理代金の実費を
自分に請求できる、と。

…「おせっかい」が嫌いな自分は
いや、自己責任で自分でやるから
放っといてくれ…と
ついつい思ってしまった。
(上はあくまで例だけど)

勝手に入るのも本来は不法侵入だけど
こういう場合は不法にならなくて
プライバシー全晒だし、
仮にお隣さんがぼったくり業者に頼んで
相場の数倍(50万とか)かかっても
全部こっち持ちなのか…と
ビミョーに腑に落ちなかった。

でも、ネットで他の例を調べると
例えば台風じゃなくて火事だったら?
それはものすごく有難いことだし
消火してくれたせいでお隣さんが
火傷でも負ったら、そりゃ治療費は
とーぜん全額負担するよな…とか、
自分が外を歩いてて、前を走る
自転車がよろけたのを支えた拍子に
足を捻挫したら?
そりゃそのおかげで相手がケガを
しなかったなら、自分の病院費用は
払って欲しいよな…とか、
まぁ考えてみたら当然のことかと
思い直した。
(ちなみに完全に相手のためだけでなく
自分の利益(自分の家に延焼するのを
防ぎたいとか)を守る意思を含んでいても
良いらしい)

こういう、自分におきかえて
考えるのって楽しいし、頭に入る。

とりあえず長期留守にするときは
窓ガラスくらいなら放置してもらうよう
事前に頼んでおくか?いや、泥棒が
入るとかで、お隣さんに迷惑かかったら
嫌だしな…とか、無駄なことも考える。

…なんで「長期留守中の窓ガラス」に
こんなに引っかかったのか、自分でもナゾ。

 

とりあえずテキストは数時間で
読了できたので、あとは問題集を
ぐるぐる回して覚えていく感じかな。

過去問で結構いい成績とれたら2級の
勉強もしようかな…と画策。

楽しかった夏が終わりはじめていて
無性に寂しくてしょうがなかったんだけど
勉強でそれを埋められたらいいと思う。

 

 

三省堂で買った本と過去を振り返る

ただの雑記。

「神保町」の地名をみて、ふと思い出した。
5月8日に一旦営業を終了し
小川町の仮店舗に営業を移した
三省堂書店 神保町本店。

コロナ禍もあって
ここ数年はなかなか行けなかったけど、
神保町の本店に行くのが好きだった。

何か買うときもあれば買わないで
フラッと出るときもあったけど、
仕事で行き詰まった時には必ずここに寄って
ビジネス書などを見て自分を高めた気になっていた。

あとは資格やら転職やらの節目に
参考書を買うのも、だいたいここだった。

根拠はよくわからないけど、なんとなく
「実用書は三省堂本店で」とか思ってたのかな。

フラフラと各階を彷徨って、
学生のテキストを見て
「今ってこうなんだ…」とか思ったり、
全然知らない分野の本を見たり、
手帳や雑貨を見つつ
本を買ってカフェに寄って帰る。
とにかくあの空気が好きだった。

思い出したら懐かしくなったので、
当時に買った本を引っ張り出してみた。
当時、といってもここ数年だし
ほんの数冊だけれど。

そしたら自分、似たような本ばっかり
買っててちょっと笑ってしまった。
面白かったので、自分の数年と共に
少し振り返ってみる。


■資格試験の参考書

日商簿記(2級・3級)
・ファイナンシャル・プランニング技能検定(2級・3級)
MOS Excel エキスパート

上記の参考書・過去問いろいろ。
複数の出版社のを買ってた。

日商簿記3級→2級
→FP3級→2級→MOS の順で取得。

何気なく勉強した簿記3級が面白くて
資格試験に一時期ハマってた。
未経験だけど簿記2級まで取ったら
経理やれるんじゃ?と興味をもちはじめ
経理に関係ありそうなFPやMOSも取る。
で、次


■上記に合格して買った本

『簿記試験合格者のための
はじめての経理実務』
著:小島孝子

簿記受かったー!の勢いで買った。
基礎の基礎をイラストや対話形式で
説明してくれるので頭に入りやすい。
あくまで簡単な日常経理の解説なので
タイトル通り初めての人向け。


『「できる経理マン」と「ダメ経理マン」の習慣』
著:佐藤昭一

割と一般常識的なことから「なるほど」と思う
ことも書いてあって
(たまに「うーん…?」って思う内容もあり)、
堅苦しくなく読めたので買ったと思う。
しかし経理になる前から「できる経理マン」の
本とか、背伸びしてたなーと思う。
ちなみに、いま改めて読み返したら
「ダメ経理マン」の方に
よく当てはまってる、自分。

上記を読んで経理になりたーいと思い立ち
20代の勢いで転職活動をする。
で、次


■転職活動のときに買った本

会社四季報 業界地図』
東洋経済新報社

業界地図はいま読み返しても面白い!
当時の読み返してみると
「業界天気予報」(業界動向予測)が
当たってたり当たってなかったりで、
味わい深い。
コロナなんて予測できなかったよね。


『カリスマエージェント直伝!
履歴書・職務経歴書の書き方』
著:細井智彦

この本は会社に入ってからも
レポート書かなきゃいけないときの
纏め方とかで役にたった気がする。
なんかめっちゃ付箋貼ってた。

ちなみに正社員の経理経験がなかったので
この本でめっちゃ気合い入れて書いた書類も
選考でバッサバッサと落とされまくる。

が、奇跡的に正社員で採用されて、次。


■入社まもない時に買った本

『先輩がやさしく書いた
経理」がわかる引き継ぎノート』
著:加藤幸人

『現役経理さんの声を生かした
経理のお仕事がサクサクはかどる本』
著:小野恵

経理の仕事がサクサク進む
Excel「超」活用術』
著:小栗勇人


運よく転職できたはいいが、引継ぎが
不十分なまま前任者が辞めた(転職あるある)

マニュアルも整備されてなくて行き詰まったが
まだ経理として(社会人としてもだが)
未熟で何もわかってなかったので、
とりあえず目についた入門書を買った。
が、今思えば家に似たような本があったわ…と後悔。
それを読むだけでも良かったと思うんだけど
この頃はちょっとしんどくて、
今まで何を読んだかも思い出せなかったし
あんまり物を深く考えられなかった。

上2つは本当に経理1年目のための
常識とか心得とか。
ただ、入社して行き詰まったのは
いわゆる会社のローカルルールとか
基幹システム周りの煩雑さだったので、
結局のところ書籍でどうにかするよりは
会社の過去資料を見るなりして覚えたり
慣れたりするしかなかった。
(これも結構あるあるだと思う)
余裕のある今読み返した方が、楽しく(?)読める。

ちなみに今でも入門書とかを読むのが好きで、
私は多分、より高度な知識を得るより
もう知っている事について解説を読むことで
より「わかる」感覚が好きなんだと思う。
いま教科書とか読んだらめちゃめちゃ楽しいと思う。

あとは、難しいことを理解する気力も
向上心もないけれど、とりあえず新しい本を
読むことで、自分が一段「上」になったかの
ような感覚を得たかったのかもしれない。

どうでもいいけど
「先輩がやさしく書いた〜」を選んだのは
今思えばタイトルの「やさしい先輩」に
飢えていたんじゃないか、って気もする。

あと、MOSを取っていたものの
実務でExcelを使う機会が少なくて
入社してからExcelに苦戦したので、
「〜Excel「超」活用術」は買ってよかった。
なんか役立ちそうなのあるかな〜と
たまにパラパラめくるといい感じ。

下2つの本、
タイトルのサクサクが被ってて笑う。
どんだけサクサク終わらせたかったんだ
当時の自分。


■仕事に慣れてきた頃に買った本

『スペースキーで見た目を整えるのは
やめなさい - 8割の社会人が見落とす
資料作成のキホン』
著:四禮静子

『アウトルック最速仕事術
- 年間100時間の時短を実現した
32のテクニック』
著:森新


この2冊はもしかしたら三省堂じゃないかも。
(カバーがないのでうろ覚え)
少しは仕事が回せるようになって、
効率化とか資料作成のスキルアップとかに
熱が入ってた気がする。
この頃になると残業時間もザクっと
減らせるようになる。やったね!



多分、数年間かな?ここまで。
振り返ると、やさしい本しか買ってないし
向上心があるんだかないんだか…って
突っ込みたくなるけど、自分なりにどうにか
したかったのは強く記憶に残ってる。

で、ここ1年くらいは電子書籍で買っていて、
購入履歴を見たら副業とかフリーランスだの
そういう本めっちゃ買ってて笑った。
完全に仕事がイヤになってるじゃん!


電書のあの、読みたいと思ったらサクッと
買える感じはすごーく便利なんだけど、
本屋でズラッと並ぶ書影からピンとくるのを
選んだり、中身パラ見して吟味する感じも
思い返すとちょっと恋しい。
そうなるとやっぱりあの広い三省堂で、
エスカレーターにボーッと乗って考え事したり
ブラブラとフロアをなん往復もしたりしたい。

またフラっと神保町に行って、
三省堂で本買ってさぼうるでコーヒー飲んで
エチオピアでカレー食べて帰りたい。
もうあの本店はないと思うと、余計に行きたい。


と、つらつら未練を書いておいて
まだ小川町の仮店舗には行ってないので、
諸々落ち着いたら久しぶりにカレーと
コーヒーと新しい三省堂を楽しみたい。
エチオピアもいいけど、共栄堂のカレーも食べたいな。

BLOODYWOODと激辛カレーで浄化されたような気がする

日記。
今日のお昼ごはんが楽しかった話。

7月のフジロックの日、Twitterを賑わせた
「インドのメタルバンド」
名はBLOODYWOOD。
一度聴いてクセになったので前に日記を書いた。

 

ha49re.hatenablog.com

 

上の記事でこんなことを書いた。

この「インドっぽさ」、ちょっと宗教感というか
「荒ぶる神の化身」ってワードが浮かぶ。
これ聴いて、激辛カレー食べて汗を流したら
すごくスッキリして
何か「浄化」されそう…と思った。今度やろう

 

で、やってみた。
さっそくインドカレーをデリバリーをする。
ちなみに音楽はド素人。辛いものは好き。

楽曲のお供は、
ムング豆のカレー超激辛(お店で一番辛いやつ)と
サフランライス。

まずは真っ赤なカレーを一口。

からーーーーーーーーーーい!
これこれ!!

で、最初の曲を再生。名は「Dana Dan」

 

youtu.be

 

…最初からヤバい。

BLOODYWOODのサウンド
舌を殴ってくるような辛さの親和性がハンパなくて
没入感がとんでもない。
叩きつけてくるような咆哮と疾走感が
刺すような辛さとミックスされて、
聴いてるだけでカレーが吸い込まれていく。
最初に聴いたときも思ったけど
のびやかな「インド感」が爽やかで
スパイスのあと引く後味とマッチしている。
いや、でも、かッッッッら!!

カレーが3倍辛く、おいしく感じて
「荒ぶる神の化身」の叩き出すテンポで
リズミカルに汗を流しながら完食してしまった。

ド素人の音楽感想に加えて
汗とともに語彙力も流れ去ったけど、
とにかく良かったことを表したい!

「浄化されそう」とか思ってたが
完食後、ぼんやりした頭に浮かんだのは
「浄化」ではなく
「解脱」だった。
…いや、してないけどさ、解脱…。

祝日だというのに家で仕事してたんだけど、
疲れが吹っ飛んだので
ある意味「浄化」にはなったか?
楽しかったのでヨシとする。

今度はカレー作りながら聴いてみようかな。
めちゃくちゃ辛くなりそうな気がする。

 

 

『瓜を破る』板倉梓先生サイン会の手記

7月17日
瓜を破る5巻発売記念による
板倉梓先生のサイン会に参加してきた。
そのときの記憶を、鮮やかなうちに
書き留めることにする。

とてもレポと呼べるものではないが、
どうでもいい前日譚と
長すぎる前置きと共に、つらつらと書く。

------

38話の感想でも書いてしまったけれど、
38話掲載の同日にサイン会の告知があり
この話で泣いた私は
告知当日に申し込みに行ってしまった。
こういったイベント参加は人生初で
自分の行動力にびっくりしたが、
いま思えばあの時の自分よくやった!と
いう気持ちしかない。

さっそく整理券をいただく行き道、
ブックファースト新宿に行くのは
初だったが
「西口でしょ?よゆー」とイキり
都庁に行きかけた。
わたし方向音痴だった…

無事に整理券をいただき、帰った家の中
洗面所の鏡を見て思った。

「あれ…私の背中、丸すぎ…?」

コロナ禍やリモートワークで
太った&猫背になっていたが、
外出もないし大して気にしていなかった。
が!せっっっかく大好きな作品の先生に
お会いするのにこんな姿じゃイヤすぎる!
というわけで
1ヶ月だけ本気で痩せることにした。
楽しかったので別の記事に書いた。

ha49re.hatenablog.com

 

もうひとつだけ頑張ったのが、
手紙を書いたこと。
今まで芳文社の感想フォームは
利用させていただいていたが、
字が綺麗でなくて申し訳ない思いで
手紙は書いたことがなかった。
が!せっっっかく大好きな作品の先生に
お会いするならこの機会にお渡ししたい!
というわけで
字を練習して手紙を書くことにした。

その他、これは完全に自己満足だけど
お会いする数分間に美を全振りすべく
(少しでも綺麗な姿でお会いしたいし)
前日に美容院を予約し、
服を新調し
靴も新調し
化粧品を買い足し
下着も新調し(???)
(いや、たまたま買おうとしてたので…)
異常な気合を入れて、当日を迎える。

…イベント前って普通こうなのか?
初めてなので相場(?)はわからないが
改めて思い返すとクレイジーだと思う。

 

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そして当日。人生初のサイン会。

集合10分くらい前に着いた気がする。
最初の時間帯で、まだ始まる前なためか
書店の方の親切な案内により店内で待機。
(この書店の方がとても親切で、
緊張する身に沁みた)

いよいよ始まり、中に入ると
出迎えてくれたボードに
キャラのペン描きが!
ついに来たんだな…と胸が高鳴る。
壁一面に、工程やネームが展示されていて
展示物は、なんと撮影OKとの事!
こういう展示物はなんとなく撮影NGだと
勝手に思ってたから、嬉しい誤算だった。

他の人が写らないよう…の注意書きが
あったのだが、皆さんそれを遵守し
撮ったらパッと離れ、
お互いに撮らない&写らないよう
配慮しながら移動されてるのが
(勝手にそう思っただけかもだけど)、
見て取れた。

私はこの展示物にも感動していた。
会場の壁を埋め尽くすこの原稿、
なんとたった1話分だ。
たった1話を創るのに
壁いっぱいに埋め尽くされるほどの
原稿が必要なのか…!

展示の説明で先生の苦労も語られており、
瓜を破るの展開や大好きな空気感は
こうして練りに練られて生まれたと思うと
私が言うのもおこがましすぎるが、
尊敬でしかない。

展示された大好きな14話、
もうプロットの文字だけで
胸の高鳴りが止まらない。
他の方が離れたタイミングをはからい
私も思う存分原稿を撮らせていただいた。

その他、会場には先生が製作中に
聴かれている音楽が流れていて、
目の前には原稿、耳には音楽
瓜を破る&板倉梓先生ワールドで
満たされた素敵な空間を満喫した。

対面前にアンケートの記入があったが、
「一番~~な話はどの話でしたか?」って
設問に選べなくて2つ答えちゃったり、
なんかもう
アンケート書くだけでもテンパってた。

そしてアンケートを書き終え
順番を待ち、
いざ…!!!!

 

…実は思い出しても、
先生や担当の方のお顔がまぶしくて
あまりハッキリと覚えていない。
いや、確かにまぶしかったのもあるが
私の目、
バタフライでもしてたんじゃないか…?
ってくらい泳いでて、
よく見れていなかった可能性もある。
それくらい緊張していた。

書いていただく名前は本名で
お願いしたのだが、
大好きな作品の先生が、ペンを動かし
自分の名前を書いてくださっている光景に
言いようのない感動を覚え、
じっと見つめてしまった。
この感情は今でも言い表せない。

とにかく緊張していて、
うまく話せた自信がまったくない。
が、先生や担当の方が気さくに話して
くださり、楽しく和やかな空気を
作ってくださったおかげで、
なんとかとにかくこれは伝えよう!と
思っていたことは言えたような気がする。
…多分。
気の利いたことなど何も言えていないが
先生や担当の方の優しくあたたかい
反応が、嬉しい…!と沁みていた。

サイン入りの5巻とペーパーと
小冊子をいただき、
震える手で手紙を渡した記憶はあるが
そのとき自分が何を言えたのか、
あやふやできちんと覚えられていない。

それでも「ありがとうございました!」と
告げ、先生のもとから去る際
先生と目が会った瞬間は忘れられない。
先生、めっちゃニコってしてくれて感激…!

出るのが惜しい〜と思いながら
ドアを開けたら、
おそらく次の時間帯のファンの方々が
ずらーーーーーーっと並んでいて、
こんなにたくさんのファンの方が
集まってるんだ…と不思議な感動を
覚えながら、会場を後にした。

 

今回、少しでも綺麗な姿(自分比)で
お会いしたく、申し込んだ日から
食事制限をしていたのだが、
帰る前、1ヶ月ぶりに甘いものを解禁し
小田急で食べたパフェのアイスクリームが
まーーー甘くて冷たくておいしくて
幸せな余韻に浸り、私の初体験は終わった。

いただいた小冊子を早く読みたくて
いそいそと帰った帰り道、
まぶしい青空と猛暑は一生忘れたくない。
先生にお会いできて、本当に良かった。
きらめく夏の思い出に
まちがいなくなっている。

 

本当にどうでもいいけど
今回、お会いする前に頑張った事で
痩せた&姿勢が良くなったり
仕事の書類とかの字がちょっとだけ
自分比で綺麗になったりしたので
(あくまで自分比だけど)
頑張ってみて良かった。

そしていただいた小冊子の
満足度がめっっちゃ高くて、
何度も読み返している。
もはや丸暗記できるレベル。
ペーパーも可愛くて、見返しては
日々の元気と活力を補充している。

我ながらクレイジーな気合も
友人へネタになったので、
とりあえずヨシとする。
あー楽しかった!

 

先生はじめ、開催に関わる関係者の方々
すべての方に感謝しながら
この手記を終える。

ありがとうございました。
いただいたサインと思い出は、宝物です。