散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:ツナじゃが

貰い物のじゃがいもがたくさんあったので、モヤモヤと考え事をしながらガシガシと皮を剥き大量の煮物を作ったのが昨日。肉じゃがならぬツナじゃがが好きで、割と最近も同じものを作った気がする。ツナ玉ねぎじゃがいもに、切干大根も入れる。
最近は休みの日に何度も料理をする気になれないので、大量に作ってお昼も夜も食べるというスタンスが気に入っている。

たまにはほっこりした料理を食べようと和食にしたんだけど、出来上がった後になってスパイシーなものを欲してしまう時がある。今回がまさにそうで、ゴロゴロのじゃがいもを見つめながら「カレーにすれば良かった…」と頭にチラつく。和の一味唐辛子じゃなくて異国のスパイスを求めるのは、体が夏になってきているのかもしれない。

それでもご飯に出汁と栄養の溶け込んだ煮汁が染みたのを噛みしめると滋味を感じる。
お行儀は悪いんだけど、家にいる時は煮物をご飯にかけちゃうのも実は好き。
二日目ともなると煮崩れたじゃがいもと切干大根ともはや原型のない玉ねぎが煮汁と一体化してドロドロに近くなっていて、見た目はよろしくないが最高にご飯に合う。白米はもちろん今日は玄米ご飯でも美味しかった。外では味わえない良さだと思う。

中高生の時に母がお弁当を作ってくれてたんだけど、お弁当箱の中でひじきの煮物が決壊してご飯に侵食しちゃって、その茶色く染みたご飯が地味に好きだったのを思い出した。

いつもはもう少し活動的な(といってもインドアだけど)気分の休日なんだけど、今日はいつもより更に何もする気が起きなくてずーーっとソファーで溶けてる。ダラダラスマホを見てると時間も自分も溶けていく感覚がある。
ケーブルに繋いだスマホは充電が満タンなのでいくらでも見ていられる。ソファーが私にとっての充電器と考えれば、今日はそれでいいのかもしれない。