散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

イッシュ滞在記3

ポケモンイッシュ地方のストーリーにハマったので滞在記を書いている。
ブラック→ブラック2とクリアして、今はもう一度ブラックを最初から始めている途中だけど、同時にポケマスを始めたりポケスペのイッシュ編を読んだりと派生作品にも手を出している。どんだけハマってるんだと自分でもビックリ。
楽しいので諸々の所感を書く。
2含む本編ソフトとポケマスのネタバレ注意。

 

2周目のブラックは2で作ったタマゴで旅パを組んだものの、結局のところ最初にやった時と同じ顔ぶれになってしまった。
御三家だけツタージャからミジュマルに変えたが、あとはヒトモシモグリューシンボラーと前回と同じ顔ぶれ。
最初は第五世代以外の子にして遊ぼうかと思ったけど、やっぱり世界観を大事にしたくて(?)イッシュ初登場の子たちにする。
サザンドラコジョンドを連れたら面白いかと思ったけど、進化レベルがおっっっっっそいので諦めた。高すぎる進化レベルもイッシュの特徴だと思う。

でも最初から冷凍ビームや火炎放射を使えるので、前回よりも戦闘がサクサクで楽。
まだバッジ4つくらいまでしか進めてないけど、前回はスルーしがちだった幼なじみズの心境とか意識してみるとより面白い。

2をクリアしてから見るBWのチェレンはもう、チェレンと言うより「チェレン先生の2年前の姿」として見ているので、御三家を貰う前から勉強家だったところがそういえば先生向きだなと思ったり、あとは強さへの執着を「生きている実感」みたいに言うところとか言動の青さを随所に感じるんだけど、それもまた先生が先生になる前の成長過程として見ると前回とは違った趣を感じてすごく良い。

あとNについて色々と知ってしまった後なので、敵として立ちはだかるNの言葉も「(本人は認識してないが)最近まで虐待に近い扱いを受けて育った人」みたいに捉えるとなんだか気の毒なような不思議な感覚がある。

序盤からプラズマ団ポケモンを取られる子がいるし、なんならベルも途中で奪われるし、改めて見るとやりたい放題だなプラズマ団…と思う。
記憶と計算が確かならこの時の3年前にヒュウの妹のポケモンが奪われていたことになる、と思うと罪の感覚も重い。主人公が近くにいた人は取り返してもらえたけど、そうでない子も確実にいたワケだから。
確かプラチナでもハクタイ辺りでポケモンを奪われた人がいたはずだけど、より身近に被害者がいる今回はポケモンを奪うという行為がより生々しく感じる。

さっさとストーリーを進めたい一方で寄り道しまくりなので遅々として進まないが、早くクライマックスまで見届けたい。そしてもう一度2をやりたい。

 

で、トレーナーの人間味がいいよね…とキャラの会話目当てで始めたポケマスが面白くて、こっちに時間を割いてしまっている。
悪の組織イッシュ編がまさにドツボにハマるくらい良くて、本編で関わることのなかったNとヒュウの絡みはなんというかまさに欲しかったアンサーって感じでめっちゃ良かった。

それまでのポケマスのストーリーやソフト本編ではゲーチスの「被害者」ポジションに焦点が当たりがちだったNが、ヒュウといることで「加害者」としての側面が明確にならざるを得なくなる…っていうのが良くて、この組み合わせでストーリーが見られることに最高にドキドキした。
最後にNの正体を知ったヒュウの反応とか、ゲーチスに向ける言動がだいたい予想通りなんだけど、そこが良い。

ブラック2クリア後に贖罪するホドモエの元プラズマ団たちがNを慕って待っているのを間近で見ていたヒュウ、というのがセリフで掬い上げられていたのも良くて、ストーリーがめちゃめちゃ丁寧に作り込んであるな…とビックリした。

ブラック2をクリアしてから、人前に姿を現さなくなったNがヒュウと対面したらどうなるんだろう…と漠然と考えていたので、(リメイクがなければ)絶対に本編で語られることのない今、派生作品で補足というかアンサーが見られたのは満足感が大きい。
ソシャゲを全然しないのでインストールを躊躇してたんだけど、これはやってみて本当に良かった。

どちらかというとパシオ滞在記じゃん…と書いていて思ったけど、イッシュなのでセーフ(?)
ポケマスは他にも好きな地方の話とか、好きなキャラの話が掘り下げられるのがすごく楽しい。シンオウ地方も好きなので、好きなキャラがガチャで引けたのはめっちゃ嬉しかった。

というわけで派生作品に寄り道しつつ本編にガッツリ浸ったら、できれば夏休み辺りにはガラルへ行けたらいいと思う。
書きたくなったら滞在記は続く…かもしれない。