散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

キタカミの里 林間学校日誌

ポケモンSVのDLC『ゼロの秘宝』"前編・碧の仮面"のストーリーをクリアしたので林間学校の日誌という名の所感を書く。
新作DLCの内容についてがっつり語るので、以下ネタバレ注意

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ダウンロード後早々に、学校でジニア先生からブライア先生を紹介されて話が進む。
まずいきなりビックリしたのがこの先生、イッシュ地方の教務主任さんという事で、私が最近ドハマリしているBW2・BWの世界とここで繋がってるの!?と思わず二度見した。

後編でメイン登場するブルーベリー学園がイッシュにあるという理解で良いのか…?と思うといきなり後編への期待値が爆上がりなんだけど、これって今後BWリメイクがあるとすればそこでもテラスタル実装のフラグかもしれない…?とか、時系列的にBW2からどれだけ時間が経っているかによってはBW2の彼とか彼女のその後が登場する可能性もある…?とか期待が止まらない。
既に色々と考察や予想をされているので、後編までその辺を漁りながらワクワクと待てるのがすごく嬉しい。

開始早々にパルデアではなくイッシュに思考が飛んでしまったので、改めてパルデアからキタカミの里へ出発する事にする。
里へは飛行機で行くんだけど、飛行機にカイリューが並走してて和んだ。事故には気をつけてね、と思いつつ到着。

着いて早々に、メンバーの一人の子が体調不良というのがなんかリアルで良い。
実際に一人はいたよね…とか思ってたら先生に「公民館の管理人さんに到着を伝えてきてくれる?」と頼まれたので行ってくる。
このキタカミの里、バス停を降りたら田んぼにあぜ道が広がる田園風景でまさに日本の里…なのはいいんだけど、デカいトンボのヤンヤンマが悠々と飛んでるし道路を這うイトマルがめちゃくちゃデカい蜘蛛そのものだしで、虫が苦手な身としてはヒィ!と思いながら公民館まで走った。キタカミの里には、す、住めないかも…。

で、虫に怯えながら着いたと思ったらいきなり地元民に「残念だけどよそ者は入れてあげないの」と洗礼を受け「んっ?」となる。いや実際は「あ”?」って感じだったかもしれない。
この地元民の正体、ブルーベリー学園に通うゼイユ・スグリ姉弟で同じく林間学校としてここに来たらしいんだけど、予定通り数人の生徒とブライア先生が同行してたら同じこと言えんのか?とか突っ込みどころが多い。
実は先にネットでネタバレを見てしまって『弟は闇堕ち・姉はおもしれー女』とか言われてたんだけど早速わかった気がする。というか『理解(わか)らせる』とかってネットスラングわかっててやってるよね?という制作側の意図がなんとなく透けて見えなくもない。

パルデアを一緒に大冒険した仲間たちは既にレベルが90〜100なので、売られた喧嘩はあっという間に理解らせる形で終わった。

無事に公民館の管理人さんに伝え、うろ覚えだけど薬を持って行ってくれるとか言ってたかな?良かった良かったと思いつつ、その間にキタカミの里の全マップに行ってきてしまった。

体調不良の子を始めとした林間学校メンバーと先生と管理人さんをバス停に放置したままのオープンワールド散策はそれはもう、申し訳なさと大興奮が混ざる楽しい冒険だった。みんなごめんね…

公民館の裏あたりから、ここ登れるかな?と思ったら登れてしまったのに始まり、鬼が山を登り北上して、てらす池を通り地獄谷からキタカミ原生地域の最北端まで到達し、とこしえの森から時計回りに一周して戻ってきた。
この、攻略を何も見ないで「なにここ!?」「景色きれーー!!」と走り回るのは一番最初しかできない楽しさだと思う。すごくワクワクした。
でも追加コンテンツなので当たり前ではあるけど本編パルデアよりは規模が狭いので割とあっという間に一周できてしまった感がある。という訳で自由な大冒険、終わり!

満足してバス停に戻ると誰も遅いとか言わずに優しかった。ごめんね。
で、オリエンテーリングで3つの看板を巡ってねと言われ、例の弟のスグリ君とペアを組む。事前に闇堕ちという情報を知ってしまったので、どう闇堕ちするんだろう…と観察しながら仲を深めていった。
事前に全エリアを巡ったので看板巡りは楽勝。

で、順調に仲良くなりつつお祭りへ行くことになり、偶然にもそこで鬼を通じて姉ゼイユと共通の秘密を抱えると共に、面白おねーちゃんとの距離も近くなっていく。
そこから里に伝わる伝承の真実を知り、鬼が落とした面を返そうとするところからスグリ君の様子がおかしくなる。

彼に鬼の話をするわけにはいかないという事で誤魔化すんだけど、実は立ち聞きして知っちゃってたスグリ君。「何話してたの?」と訊かれて「色々!」と答えると、密かに「嘘つき…」と怒ってしまうんだけど、色々と答えたまでなので嘘はついてないんだ。でも誤魔化されて「嘘つき!」と言いたくなる気持ちはわかるよ。とこの場面の思春期の不安定さが好きだった。

あと真実の伝承の話で黒幕は欲深いポケモンとあったので、過去作ではだいたい黒幕って悪の組織の人間が多かったけど、ここでは人間ではなくポケモンが悪役なのね…と少し意外で面白かった。まぁ後に彼らを使役していた真の黒幕が出てくるかもしれないけど。
あとポケモンって野生動物に近いから当たり前っちゃそうだけど、ポケモンポケモンを殺害する(その亡骸を人間が埋葬する)という内容も綺麗じゃなくて好き。

色々あって鬼を助け黒幕三匹を倒すんだけど、この鬼っ子オーガポンの素顔が可愛い。実際の東北あたりのゆるキャラみたい。「ぽに?」「ぽにおー!」の鳴き声に(制作側の)あざとさを感じつつも、可愛ければヨシ。

初見で黒幕三匹のタイプがわからなくて、複合タイプだろうと思いつつ悪タイプかな?と思いきや違ってて、なかなか抜群を当てられなかった。毒かー。
この辺サクサクと進めたかったので、手持ちが100近くて助かった。

で、無事に三匹を倒し仮面を取り戻したところで、一緒に着いて行きたそうなオーガポンを前にスグリ君の感情が爆発する。
勝負して勝った方がオーガポンを捕まえるなんてモノ扱いで失礼もいいところなんだけど、途中からスグリ君の視野がどんどん狭くなっていくのがわかったので「そうなるかー」と変な納得感があった。

でもスグリ君は最後までオーガポンそのものではなく"強い鬼様""自分と同じ孤独"という属性を重ねてあの子を見ていたから「鬼様は強いからあの子を選んだんだ」になってしまったんだろうなぁとわかる。
君が選ばれなかったのはそういうのもあるんじゃないかな、と思いつつ、思春期に揺れる子にそこまで求めるのは不可能だよな、とも思う。

無事に?オーガポンと共に歩むことになった頃にはゼイユおねーちゃんともすっかり仲良くなった。(でもこれもスグリ君の闇堕ちの一因なんだろうな)
最初は「あ”?」って感じだったのが最後には「おねーーちゃん!!」になってしまったので我ながらチョロい。でも本当におもしれー女だった。自分の美貌をネタにしつつ本当に美人なところも好き。
あとイイネイヌ戦での『えげつない おすわり させてやる!』がめちゃくちゃ面白くてツボだった。えげつないおすわりってなんだよ!こんな単語が即座に出るところから日頃の言動が垣間見れる。

ブライア先生と姉弟が先にブルーベリー学園に帰ってしまうところで前編ストーリーが終わる。
闇堕ちって言われてたスグリ君、言動に思うところはあれど悩める少年の範疇で、別に闇堕ちって程でもなかったかなぁ…と思っていたらラストに予想外のシーンをお出しされてビビった。闇堕ちでした。からの「後編につづく」なので、後編への引きが上手すぎる。面白かったー。

途中でなんとなーく、ブライア先生に言いようのない怪しさを感じたので、きっと後編でも一悶着ありそう。
あと最初の予想通りブルーベリー学園がイッシュ地方にあるとしたら、ぜひとも闇堕ちしたスグリ君とチェレン先生の絡みが見たい。
チェレン先生にも"強さ"に固執した過去があり、派生作品だが別国の王子の改心に貢献した実績があるので、スグリ君の救済には欠かせない人材だと思う。
このタイミングでBW・BW2にハマってたのがここに来て面白さを倍増させるとは、本当に僥倖だった。イッシュの人たくさん出てきてほしい。

ストーリークリアとはいえまだサザレさんのイベントとか細かいところはできていないので、その辺をやり込みつつネットに溢れる諸々の考察を読みながら予想して、楽しく後編を待ちたいと思う。

という訳で林間学校はめちゃくちゃ楽しかったです。学校のメンバーの皆さん、数時間お待たせしてすみませんでした。