散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:喜多方ラーメン

たまにチルドのラーメンが食べたくなる。
目が覚めて肌寒く感じることが増えてきて、今日は買い置きの喜多方ラーメンを作りたくなった。火を点けて気温が上がるキッチンを心地よく感じるのは久しぶりな気がする。

レンジで茹で卵を作れる器具を買ったので、私の中で茹で卵を作るハードルがだいぶ下がっている。時間がある時は味玉も美味しいけど、今日は白い茹で卵を入れる。
喜多方ラーメンのウリであるチャーシューこそないものの、メンマ・茹で卵・刻みネギに海苔を載せたラーメンは丼に具が満ちていて十分ごちそうに感じる。

一口目は絶対にスープを飲むと決めているので、ネギとメンマを軽く押してレンゲに滲み出たスープをいただく。これこれ、これが飲みたかったんだ。といつもホッとする。
「朝からいけますよ」と所謂「朝ラー」を推している喜多方ラーメンは、醤油ベースのスープが柔らかくあっさりとしていて本当にホッと沁みる味なんだけど、ホッとしたところで毎回コショーをたくさん振ってしまう。

時間がある時は自家製のチャーシューもたくさん載せて食べるけど、今日はこれだけでも満足。あったかい、海苔が美味しい、メンマと啜る麺が美味しい、コショーの効いたスープが美味しいと言葉が頭に浮かぶうちに、あっという間に食べ終わった。休日のランチが満足だとそれだけで満ちた気持ちになる。

体が温まって少し暑くなっても、キッチンを抜けて廊下に出ると涼しいを超えてひんやりとした空気を感じて気持ちいい。暑くなくなったと思ったら一気に冷たくなる空気で、今年も秋が瞬間的に終わってしまうんだろうと感じる。

10月になって国の制度が変わったことで、一介の会社員である自分も準備の段階を含めて仕事がだいぶ煩雑になっている。
制度の懸念点で「事務処理が煩雑化」とサラッと言われているが、この一言の裏には数多の人間の苦労や時には恨み節が籠もっているだろうと上司の嘆きを聞きながら思う。
まだ10月も始まったばかりなので、苦労や面倒事はむしろこれからなんだが。

月初から始まった今週は月の締めに四半期の決算に制度の対応その他諸々と曜日の感覚もないくらいで、ずーっと目が霞んでた記憶しかない。疲れた。でも悪くない気分で金曜を終えられた事に地味に満足している。

10月に入る前、先週の月末に9月を振り返る日記を書いていたんだけど、昨日はてなブログのトップのおすすめに載せていただいてビックリした。嬉しい。
前にも乗車記を載せていただいた時に思ったけど、自己満足で書いているものを目に留めていただくというのはなんというかジワッとした暖かさのような気恥ずかしさのような嬉しさがある。

昨日までは「タスク」って言葉で頭がいっぱいになっていたので、今日はもうあまり考えたくない。というより「考えられない」が近い気がする。
でもいいんだ。休みだからね。さっきまでもダラダラ過ごしていたけど、引き続きダラダラと過ごす。