散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

イッシュで女優を極める / ホワイト2を始める

ポケモンBW2にハマっているので諸々を書いている。
BW2(の特にポケウッド)の内容に触れるので、ネタバレ注意。

 

■イッシュで女優を極める
・引き続きブラック2のポケウッドにてB級映画(カルトエンド)を撮り続けている。
最初は旅した子と出演して星を付けてあげていたんだけど、最近は攻略サイトでカルトエンドの攻略を見ながら適切な技や特性を持つ子をイチから捕まえて俳優や女優に育てるのが楽しい。

今回は『タイムゲートトラベラー』シリーズにしたんだけど、適しているのが「ほえる」を覚える&特性「もらいび」の子らしいので、豊穣の社でロコンを捕まえて女優キュウコンを育てることにした。なんとなく優雅な佇まいが女優っぽいし。

このデータではまだクリア後のエリアはやり込んでなかったので、学習装置を持たせたロコンを加えて森でチェレン先生と共闘したりセイガイハシティカップルのためにタワーオブヘブンの鐘を鳴らしたりしてレベルを上げた。

このセイガイハシティの話がなかなかブラックだと思っていて、新婚らしき男性から「タワーオブヘブンの鐘がここまで聞こえたカップルは幸せになれるので鳴らしてきてほしい」と頼まれて鳴らしに行くんだけど、旅の時にはいなかった女性が4人も立ち塞がっていて、恨み言を言いながらバトルを挑んでくるというクレイジーな展開が始まる。

しかも初手ブーバーンから始まるガチガチのガチパで、3人目の氷使いのOLなんか「絶対零度」を連発しまくる殺意マシマシで超怖かった(一回当たった)。
彼女たちは妬みや憎しみを言いつつ男性との関係性は言わなかったけど、4人の名前の頭文字を取ると「モトカノ」になる事から背景はだいたい察せられる。

最後のメタグロスとかガチすぎて笑いつつなんとか鐘を鳴らしてセイガイハシティの宿に戻ると、鳴らしたハズの鐘が聞こえなかったという男性は女性たちの話にどうでも良さそうな挙げ句に「ポケモンだったら6匹まで同時に連れ歩けるのに」等とのたまったので面白すぎた。

悲しいのが、お相手の女性は「誰かのために何かできる人が鳴らした鐘なら届くに決まっている」と零していたので、「届くに決まっている鐘が聞こえない自分たちは幸せになれない」事に感づいてしまったのかもしれない。

この話で一番可哀想なのは推定モトカノではなくこんな男に将来を定めてしまったこの女性ではないか…とほろ苦い。しかも、タワーオブヘブンは元々鎮魂という霊的な意味を持つので、真に恐ろしいのは霊ではなく生きた人間の念であるというメッセージも勝手に感じ取ってしまった。子供向けゲームの内容として適切かは知らない。

こんな愛憎劇を学習装置で学習してしまったロコンも成長して立派なメス狐(キュウコン)になった。学習内容がアレだけに、酸いも甘いも噛み分けた女優感を感じなくもない。

そんなこんなで撮った『タイムゲートトラベラー』のカルトエンドは、1では1億年くらい前の過去に飛ばされ、2では人間とポケモンの立場が逆になった未来でメイがレディアンの手持ちとして使役され、3では更に未来に飛んだら機械に支配されるという期待通りのカルトな展開で終わった。
やっぱりカルトエンドの方が売れ行きはいいようで興行収入も安定の9999億円を収め、園児にきんのたまをもらうシュールな展開も親御さんの許可などは突っ込まずありがたくいただく。

前回のグライオンといい、ポケウッドのために育てるのってめちゃくちゃ楽しい。
「こっちの技の方が映えるのでは?」とか考えるのは対戦とは全然違う観点ですごく新鮮で、ポケモンの良さって"戦って強い"だけじゃないんだよね…と改めて感じる。
次は『OL・ザ・ジャイアント』を撮るためにゴルーグ辺りを育てようかと画策しているので、女優の道は続く。

 

■ホワイト2を始める
・こんな感じでずーーっとブラック2のクリア後にハマっているんだけど、BW2の良さってやっぱりストーリーなんだよね…という事で、ストーリーを周回したくてホワイト2も買っちゃった。割と衝動買いだけど買って良かったと思ってる。

ブラック2はブックオフでたまたま見かけて買ったけど、今度はamazonで探してみたら「非常に良い」状態の中古がブックオフと同じくらいの値段であったので即決。送料も無料で買えてラッキーだった。
ブラック2とホワイト2は4番道路やソウリュウシティを始め一部のマップやBGMが違うので、ホワイト2もやり込めるのは非常に嬉しい。

さっそく最初から始めているけど、やっぱり最初に旅に出る時に「はーい!おにいちゃん」と元気なヒュウの妹が、家ではこっそり「あたしのためじゃなくポケモンのために旅をしてほしい」と零すのが切なくて好き。お父さんも「本当は旅に出てほしくない」と言いつつ「でも子供の成長を願わない親なんていないだろ」と葛藤していて、主人公ライバルの家としてはなかなかの暗さと湿度がある。でもだからこそクリア後が好きなんだ。

旅パはブラック2ではルカリオフライゴンシャンデララプラスと秘伝要因ダイケンキにしていたけど、今回はシャンデラoutウインディin、ラプラスoutマリルリinという序盤〜中盤で完成のパーティにしてみた。悩んだけどルカリオフライゴンは外せない。

あとブラック2と思い出リンクをした前作ブラックと、なぜかこのホワイト2も思い出リンクができたのでNのポケモンも出てきたらシンボラーを入れたい。
しかし1つのソフト(ブラック)と2つのソフト(ブラック2&ホワイト2)の世界が繋がるのって、タイムパラドックスではないが結構な時空の歪みだと思う。

旅パを厳選する癖が抜けないのでまだリゾートデザートナックラーを厳選してるところなんだけど、なんとタチワキシティ辺りでポケルスに罹った。めちゃくちゃラッキー!
ポケルスに罹るのなんかそれこそ金銀以来だったと思うけど、宝くじでも買ったら当たるだろうか…とちょっと浮かぶくらいには嬉しかった。

あと今更ながら、サンギタウンのアデクさん家の脇から通路が伸びて修行場みたいなマップがあるのに気づいてすごくワクワクした。過去の配信ポケモン絡みでストーリーでは関係ないらしいけど、こういう隠れマップみたいのに初見で行くのってすごく心が踊る。ブラック2を二周しても気づかなかった。

通過した4番道路も、ブラック2ではマンションが並んでいたのがこっちでは遺跡になっていて全然違くて楽しい。あっちでは整備された家の外れに暴走族がいたけど、こっちにはお坊っちゃまお嬢様と品のいいトレーナーが並ぶという対比も面白い。

ナックラーの厳選が終わったらやっと旅も再開できるので、早くストーリーを味わいたい気持ち vs ポケウッドを進めたい気持ちでバトルが始まっている。
SVで交換留学の準備も進めないといけないのに、結局はイッシュに篭もりきりになってしまった。が、それも楽しい。

SVの話をすると、DLC後編のブルーベリー学園がイッシュにあるとしたらどの辺になるんだろうと想像していて、海という事はなんとなーくホドモエの近くにないかな…と期待している。単にホドモエシティが好きなのとPWTもあるし、あとは意外にポケウッドも近いので勝手に期待しているだけなんだけど。
あとはリバティガーデン島の近くだったりしないかなーと、根拠はないが想像している。

ストーリー後を楽しむと同時並行でストーリーを楽しむなんて、ここまでBW2にハマるとは思わなかった。本当はサクッと剣盾に進むつもりが、このペースだとイッシュに篭もりながらSVの後編DLCを待ちつつ、DLCを楽しんでからガラルへ行くことになりそう。先にポケマスでガラルのキャラやイベントも見ているけど、剣盾も人物描写が楽しめそうな期待がある。
しかし後編の配信が2023年冬"以降"となっていたけど、今年中に出るんだろうか?
交換留学を頭の片隅に置きつつ、しばらくはイッシュの世界に浸る日々を送る。