散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:きつねそば

有休は取れないけどフレックス制度で早く帰れた。電車を降りて明るいのって久しぶりかも。

早く帰れる。と思うとお揚げのお出汁もより甘くて、今年の年越し蕎麦はどうしようとか、その前のクリスマスを考えながらランチのきつねそばを啜った。

家にいてゆっくりする時に、日記祭で購入した本を読む事が増えた。
一気に読む…というよりかは、じっくりちびちびと読みたくてそうしている。それこそ冬のお菓子やお茶を添えるのが合う。

最近は前より読んだり書くことが楽しい。
その中で思ったのは、すごく好きな意見や表現に出会って「取り入れたい」と思った時に気をつけたいという事で、「元から自分の中にあったもの」と「誰かに共感したもの」は区別して書くようにしたい。
書く内容とか、ネタもそう。

「まさに言いたかったのはこれなんだ!」という意のままに自分の言葉として書きたい時がある。
「いい表現だな」と思ったものと、自分の言葉がゴッチャになる時もある。
でも、誰かの書いた言葉をあたかも自分の中で湧いて出たものとして書きそうになるのを一歩止まって「--という言葉にナルホドと思った」とか「--という表現がめちゃくちゃ上手いと思った」という、ありのままの実際を書きたい。
読み返して違和感のない文を書きたいのもあるし、それは書いた方への敬意でもあると思っている。

これは自己満足でしかないとも思っていて、仮に意図して剽窃したところで外からそれを証明できる人はいない。
だからこそ、内なる自分しかわからないからこそ意識しないといけない気がする。

影響を受けるのは当たり前にあるし、取り入れないと向上しないのもそう。
「もうちょっとこう、うまく言えませんかね?」と自問自答したり、もどかしい時こそインプットが大事なのもそう。
でも、取り入れ方は考えていきたい。

「影響を受ける」「取り入れる」「吸収する」ことの難しさと、だからこそ頭を使う面白さも一緒に感じながら書けたらいい。
せっかく楽しくなってきた時なので、自戒を込めて書く。