散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:チリコンカン

スパイシーな料理が好きで、夏は特に食べたくなる。
パプリカ・ししとう・ピーマンで、夏野菜のチリコンカンを作った。

玉ねぎニンニクを炒めたらベーコンと挽肉も入れる。カレー用のクミンシードを使うとここからもういい匂いが立ち込める。粒状のスパイスの、香りが立ち昇る瞬間が好き。

具だくさんにしたくて、マッシュルームとパプリカししとうピーマンと豆を加えてチリパウダーを振る。高いけどパプリカの彩りって侮れない。

トマト缶と水・コンソメローリエウスターソースと隠し味のはちみつとオイスターソースを入れたら追加のチリパウダーと少しのSB赤缶を入れて煮込めば完成。
いつも本場のカレースパイスを用意したいと思いつつ、SB赤缶のバランスが絶妙すぎて手放せない。

野菜を切る手間さえクリアすれば、割と楽にできるのが嬉しい。
鍋いっぱいの豆と挽肉と夏野菜がカラフルだけど赤色で調和して、見ると気分が5%くらい上がる。上昇率ではなく上昇していることが大事だと思う。

前にどこかでスパイス料理で重要なのは塩と聞いたので、炒める要所要所で塩を多めに入れてみたんだけど、出来上がりはちょうどよく美味しかった。
平日の汗でたくさん流れた分、多めの塩がちょうどいいのかもしれない。クレイジーソルトなので地味に旨味の下地もある。

そのまま食べても美味しいけど、タバスコや粗挽き唐辛子をかけるとそれはもう夏のスパイシーでこっちの方が好み。
あっさり食べたくて豚と鶏の挽肉にしたんだけど、今回はこっちで正解だった。牛も好きだけど気分によって変えたくなる。

生野菜に添えると栗原はるみさんのレシピのように食べられるし、ライスの上にこれとトマトとチーズでタコライス風にもなる。
鍋いっぱいに作ったので、アレンジしながら食べる。食欲が低くても食べているうちにおかわりしたくなるので、スパイス・肉・野菜の栄養を摂りたい時にはエスニックってすごくありがたい。

色々あるけど、楽しいこと・美味しいものを見つけては実行して気力を補充する。そうやって夏を乗り切る。