散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:お米屋さんのおむすび

近所のお米屋さんでお弁当を売っている。容器をはみ出るほどの焼き魚が美味しいお店で最近おむすびの販売が始まったのを見かけて、今日のランチに買ってみた。

小さくて丸型に近い三角型は「おにぎり」よりも「おむすび」と呼びたくなる。
家で普段おにぎりを作らないしコンビニでも滅多に買わないのに、時々無性におにぎり、いやおむすびを食べたくなる。

「鮭」「明太子」「ツナマヨ」の三種類にしてみたら、鮭はよくほぐされているのに身がふっくらしていて、塩気も柔らかくて好きな塩梅。焼いた明太子は味と塩気がキリっとしていていくらでもご飯が欲しくなるし、「隠し味にワサビを加えた」というオリジナルのツナマヨはワサビを感じず、でも普通よりどこかさっぱりしていてまさに「隠し味」として仕事をしているナイスジョブな美味しさだった。要するに全部美味しい。
併せて買った玉子焼きは醤油と甘さがしっかりしていて、これも炊いたお米によく合う。

おむすびなので冷めているお米なわけだけど、お米屋さんなので当然美味しい。どう美味しいか言い表せられないしコンビニのおにぎりだって美味しいんだけど、味の良さに加えて「ホッとする」って感覚が湧いてくる。握り方というかお米がふっくらしているからかな。

晴れた空を窓越しに見ながらおむすびとパックの玉子焼きを食べていたらなんだか家でピクニックでもしているような気分になった。ペットボトルのお茶も飲んでいたからかもしれない。

3月頭の仕事は2月の諸々の数字を固めなければいけないので、基幹システムに「202402」や「20240229」などとひたすら打ち込みながら「もう2月を締めてるの?もう3月なの?」と頭が混乱していた。
毎月初は同じことを考えながら締めている前月がどんな月だったか想いを馳せるんだけど、1〜2月は、というか秋冬からインドア傾向が強かったので、天気も気温も快適に近づきつつあるこの春からもう少し活動的になれればいい。
ちょうど昨年の11月から続いていた個人的に大型の業務が2月末を以て無事に完結したので、そういう意味でも気持ちの区切りはいい。

先月は飲み会でうっかり悪酔いするほど飲んでしまったというのに、早くも来週は似たメンバーで飲み会がある。気楽なメンバーとはいえつくづく自分は懲りないと思う。
悪酔いした日の二次会のお金を払った記憶がなかったので訊いたら「ちゃんと払ってたし『多めに払う!』って食い下がってた」と言われてマジで記憶がなくてビックリした。ちゃんと払ってたのは良かったけど、「多めに払う!」って言ってそうしないのは割と恥ずかしい、というかダサい言動なのでやめたい。相手が歳上&役職が上なので多めに払ってもらう立場だから余計に。

決算が終わったと思ったらまた四半期決算の足音が聞こえてくる。色んなことに懲りたり懲りなかったりしながら、今月も駆けていく気がする。