散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

2023年を振り返る

2023年の一番の出来事は、夜行列車に乗れたこと。
「人生でやっておきたいこと」というささやかな夢の一つを叶えられたのは、私の中では大きい。
乗車記を読み返して「本当に楽しかったな」とワクワクが蘇った。

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激戦の切符は頑張って獲得したので、その思い出も濃い。
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春の気配を感じながら巡る旅はそれはそれは美味と幸とワクワクが詰まっていて、記憶を取りこぼさないよう8回にも分けて旅行記を書いた。
肌寒い旅の記録も、書き終わる頃には初夏になっていた。

 

それから良かった思い出としては、このブログの日記を『はてなブログの日記本』に掲載いただいた事。自分の日記を本という"違う質感"で読めたこと、それから他の方々と並んで"客観的に見る"というレアな経験ができたことが本当にありがたい。
去年までの自分にはまったく想像もできなかった事だと思う。
「日記祭」というイベントも知らなかったので、すごくいい思い出になった。

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上の夜行列車の乗車記や日記祭の日記、あとは振り返りの日記や仕事の出来事などをはてなブログトップページの「編集部おすすめ」に掲載いただいたりして、はてなブログの運営の方々には嬉しい思い出を貰いました。ありがとうございました。

 

レアな経験と言えば「一生罹りたくない」と思っていた新型コロナについに罹ってしまったのも今年の出来事。インフルエンザには罹ったことがないので、まさかコロナが先に来るとは。

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病み上がりの当時の自分がつらつらと書き綴っていたので詳細を思い出すことができた。日記の利点がここにある。

とにかく後遺症を心配していたけど、夫婦ともに一切無かったのが救い。今日もご飯は美味しい。
会社でも言いまくったけど、「熱が出る前に、体調に違和感を覚えた時点でお粥やゼリーなんかを買い込んでおく」事が今回すごく大事だと身に沁みて学んだ。

今年の上半期は夜行列車で満たされた勢いで、「お出かけしたい!」欲が高まる。

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ha49re.hatenablog.com都内の近場だったり日帰りでも、充分楽しかったなー。
こうして振り返るとアクティブだった。

 

下半期の8月に差し掛かると一変して、夏バテからの秋冬の繁忙期でめちゃめちゃインドアな休日を過ごしまくる。これが従来の自分なんだけど、上半期とのギャップが激しい。

でも今年はインドア趣味も充実していて、「やったことないし、やるか」とフラッと買った10年以上前のポケモンソフトにドハマりする。感想を書くのも大好きなので、つらつらつらつら…と書きまくるのも超楽しかった。

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ドハマりした過去の作品と今年出た最新作の舞台が重なるというのも個人的にはミラクルで、最新作も楽しくやり込めた。去年も最新作をやっていたけど、気合の入れ方が違う。

「趣味」と言える程ゲームをやってこなかった人生だけど、今年は「やり込む→楽しかった感想を書く」までがセットで趣味として楽しんでいたんじゃないかと思う。
ここに来て趣味が広がった。

趣味が広がると言えば、年末ギリギリになって始めたものだけど、生まれて初めて小説というものを書いてみたのも楽しかった。
プロットも作らず勢いだけで書き、一行読み返すごとに自分の未熟さを突きつけられるような稚拙な反省作だけど、スタートを切れた満足感がある。

今年のスタートとして、少額ながら投資を始めてみたのも「一歩前進」の出来事だった。

日記祭などで見える世界がちょっとだけ広くなったり、趣味の幅が少しだけ広くなったりして、個人的な今年の漢字は「拡」かもしれない。拡張の拡。

 

今年の反省点としては、「自己啓発・向上」に対して「楽しい」の比重が傾いてしまって、バランスが少しズレたような感覚がある。
要は努力より趣味に傾いてしまったという反省。
今年の始めなんかは繁忙期に関わらず今より自己啓発に努めていたな…とブログを見返してみて思った。

「楽しい」に傾いてしまったのは、これが私のとっての「ストレスコーピング」だからだという自覚があるので、それを否定する(趣味を後回しにすれば良かったと思う)つもりは全く無いんだけど、趣味を「ストレスコーピング」と言えてしまう現状をもう少し改善すべく、来年は整えていかないといけないだろうな。という思いがある。

ここには書かなかったが、しんどい事も少なくはなかった。けど、そんな時期でも確かに存在した嬉しい気持ちや出来事という「上澄み」を掬い取って文という形に残す事は、私にとって少なからず意味があった事だと思う。

という訳で、今年もブログを書いていて良かった。
一貫して自己満足の「私の私による私のためのブログ」であるけれども、読んでくださった方&スターやコメントやメール他SNS等で反応をくださった方々には、改めて感謝の思いが強い。
メッセージを頂いたことも、間違いなく今年の素敵な思い出だった。

 

私信になりますが、読んでくださった方、温かい反応をくださった方、はてなブログの方々、ありがとうございました。
感謝と労りの思いで今年を締めます。
2023年も、お疲れ様でした。