散文録

つらつら書くのが楽しい。日記・作品の感想など

本日のランチ:春の七草と菜の花のパスタ

ネットスーパーで菜の花を見かけて「菜の花ってこの時期から出るんだ」ってちょっと意外に思った。なんとなく3月〜4月の日差しの暖かい春に見かけるイメージだったから、食用は1月から旬という事を寡聞にして知らなかった。

「菜の花のパスタ」って春のメニューな印象だけど、新"春"とは名ばかりの寒いこの時期でも春を感じたくて、パスタを作りたくて買ってみた。
菜の花なんて買うのは久しぶりな気がする。

届いた菜の花でパスタを作ろうとした今日1月7日、奇しくも今日は「七草の日」で、冷蔵庫には「春の七草セット」も眠っている事に気づいた。

本当は七草粥を作るために買った七草セット、でも昨日の寄せ鍋がまだ残ってるし今日はそれで雑炊にしたいんだよな…と迷う。
七草を入れた七草雑炊にする事も考えたけど、今年の七草の日は趣向を変えてパスタにする事にした。

オリーブオイルとニンニクの、ペペロンチーノにする。
年始から雑煮にお餅に寄せ鍋と和食に傾いていたので、オリーブオイルとニンニク鷹の爪ベーコンを弱火にかける洋の香りがちょっと懐かしい。

春の七草セットにはセリやナズナ等の葉物の他に小さいスズナやすずしろも入っていたので、スズナとすずしろをスライスして一緒に弱火にかける。

ザクザクと切った菜の花はちょっとだけ花が咲いていて、濃い緑色に小さい蕾の黄色が鮮やかで綺麗と思った。寒いキッチンの、ここだけ春。

パスタが固めに茹だったところで茹で汁を加えて、切った菜の花と七草セットの葉物も入れる。いわゆる「パスタの乳化」が下手なんだけど、今日はまぁまぁ上手くいった気がする。

パスタを加えて鍋を振って味見をする。割と多めに塩を入れた気がするけどどうにも味がボンヤリしてる気がする。塩味と、あとなんか出汁みたいなのが欲しい!
ええいままよ!と、悪ノリしてアサリの水煮缶を棚から出して入れてみた。なんとなくアサリも春っぽいよなと思って。今からこれは七草と菜の花のボンゴレ風ペペロンチーノになります。

アサリ缶を投入すると、鍋が一気に春の香りになった。アサリ=春って訳でもないのに一気に春を感じたのが自分でも不思議。春というか初夏の潮干狩りのイメージかもしれない。

塩気と旨味がトッピングされていい感じになったパスタを食卓に運ぶ。
ベーコンの薄紅、菜の花の緑に唐辛子の赤が色鮮やかで美味しそう…お店みたい…と完成の達成感で自画自賛してみる。

春を先取りした新春のパスタは、ニンニクにアサリにベーコンと味が喧嘩しそうになりながらシャキシャキの葉で中和されて好きな味だった。しっかり炒めた筈のスズナとすずしろも食感が失われずポリポリして面白い。雑炊と迷った七草がちゃんと活かされて、無駄にならなくて良かった。

美味しくて気分が上がったので、昼からワインを添えてみた。
へへへ。たまにはね。

2024年 元旦の陽光と

2024年 1月1日 午前6時。「己に打ち克つ!」と布団から出た。

カウントダウンで新年を迎え、酒が美味しく染み渡った体は「もう少し寝ていたい」と主張したけど、元旦は近所の河川敷で初日の出を見に行くことにしているので「起きるぞ!」と自律心が勝った。

「己に打ち克った!」と新年早々ホクホクと気持ちが満たされる。
満足しながら気分よく歩く夜明け前の道は、意外な程に明るくて空が白い。
視界に人が映らない静かな歩道も、たまに見える人影は皆同じ河川敷の方向に向かうのが面白い。
多分だけど、この時期/この時間帯だけの光景じゃないかと思う。

正式にコロナ禍が明けて初めての元旦だからか、前より河川敷も賑やかに感じる。
天気も良くて、無事に初日の出を拝むことができた。

眩しい光の粒が線になって、徐々に太陽の形に近づく様はいつ見ても綺麗。
完全な球体となった太陽の陽光を目に焼き付けて、清々しい気持ちで河川敷を後にした。

帰ってからは前日に仕込んだお雑煮を食べる。
早起きして初日の出→朝のうちにお雑煮、と朝早くから元旦を過ごせた満足感で一層美味しく感じた。

 

それからはもう、好きにダラダラと過ごしていたわけだけど、「好きなことをしてダラダラ過ごすぞ!」と決意したら去年から書き始めた小説(とも呼べない書き物)を書くのが楽しくて、ずっと書き物ばかりしていた。

お節やお正月のご馳走はちょこちょこ摘まむものの、正月休みのためにあれだけ用意したビールもワインも日本酒も焼酎もほとんど手を付けず、夜ふかしもせず割と規則正しく過ごした事が自分でもちょっと意外に思う。もったいない気もするけど、酒浸りになるよりは健康的でいいか。

昼過ぎに起きて酒浸りでダラダラする寝正月もそれはそれで幸なので、それはまたいつかのお正月に取っておく。

 

今年もこのブログで日記なり感想なり好きなことを書いていくつもりだけど、前と変わらず「自分が読み返して面白いか」をモットーに、書きたい時に楽しく書けたらいい。

↓これは元旦の初日の出。良い年になりますように。

 

2023年を振り返る

2023年の一番の出来事は、夜行列車に乗れたこと。
「人生でやっておきたいこと」というささやかな夢の一つを叶えられたのは、私の中では大きい。
乗車記を読み返して「本当に楽しかったな」とワクワクが蘇った。

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激戦の切符は頑張って獲得したので、その思い出も濃い。
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春の気配を感じながら巡る旅はそれはそれは美味と幸とワクワクが詰まっていて、記憶を取りこぼさないよう8回にも分けて旅行記を書いた。
肌寒い旅の記録も、書き終わる頃には初夏になっていた。

 

それから良かった思い出としては、このブログの日記を『はてなブログの日記本』に掲載いただいた事。自分の日記を本という"違う質感"で読めたこと、それから他の方々と並んで"客観的に見る"というレアな経験ができたことが本当にありがたい。
去年までの自分にはまったく想像もできなかった事だと思う。
「日記祭」というイベントも知らなかったので、すごくいい思い出になった。

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上の夜行列車の乗車記や日記祭の日記、あとは振り返りの日記や仕事の出来事などをはてなブログトップページの「編集部おすすめ」に掲載いただいたりして、はてなブログの運営の方々には嬉しい思い出を貰いました。ありがとうございました。

 

レアな経験と言えば「一生罹りたくない」と思っていた新型コロナについに罹ってしまったのも今年の出来事。インフルエンザには罹ったことがないので、まさかコロナが先に来るとは。

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病み上がりの当時の自分がつらつらと書き綴っていたので詳細を思い出すことができた。日記の利点がここにある。

とにかく後遺症を心配していたけど、夫婦ともに一切無かったのが救い。今日もご飯は美味しい。
会社でも言いまくったけど、「熱が出る前に、体調に違和感を覚えた時点でお粥やゼリーなんかを買い込んでおく」事が今回すごく大事だと身に沁みて学んだ。

今年の上半期は夜行列車で満たされた勢いで、「お出かけしたい!」欲が高まる。

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ha49re.hatenablog.com都内の近場だったり日帰りでも、充分楽しかったなー。
こうして振り返るとアクティブだった。

 

下半期の8月に差し掛かると一変して、夏バテからの秋冬の繁忙期でめちゃめちゃインドアな休日を過ごしまくる。これが従来の自分なんだけど、上半期とのギャップが激しい。

でも今年はインドア趣味も充実していて、「やったことないし、やるか」とフラッと買った10年以上前のポケモンソフトにドハマりする。感想を書くのも大好きなので、つらつらつらつら…と書きまくるのも超楽しかった。

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ドハマりした過去の作品と今年出た最新作の舞台が重なるというのも個人的にはミラクルで、最新作も楽しくやり込めた。去年も最新作をやっていたけど、気合の入れ方が違う。

「趣味」と言える程ゲームをやってこなかった人生だけど、今年は「やり込む→楽しかった感想を書く」までがセットで趣味として楽しんでいたんじゃないかと思う。
ここに来て趣味が広がった。

趣味が広がると言えば、年末ギリギリになって始めたものだけど、生まれて初めて小説というものを書いてみたのも楽しかった。
プロットも作らず勢いだけで書き、一行読み返すごとに自分の未熟さを突きつけられるような稚拙な反省作だけど、スタートを切れた満足感がある。

今年のスタートとして、少額ながら投資を始めてみたのも「一歩前進」の出来事だった。

日記祭などで見える世界がちょっとだけ広くなったり、趣味の幅が少しだけ広くなったりして、個人的な今年の漢字は「拡」かもしれない。拡張の拡。

 

今年の反省点としては、「自己啓発・向上」に対して「楽しい」の比重が傾いてしまって、バランスが少しズレたような感覚がある。
要は努力より趣味に傾いてしまったという反省。
今年の始めなんかは繁忙期に関わらず今より自己啓発に努めていたな…とブログを見返してみて思った。

「楽しい」に傾いてしまったのは、これが私のとっての「ストレスコーピング」だからだという自覚があるので、それを否定する(趣味を後回しにすれば良かったと思う)つもりは全く無いんだけど、趣味を「ストレスコーピング」と言えてしまう現状をもう少し改善すべく、来年は整えていかないといけないだろうな。という思いがある。

ここには書かなかったが、しんどい事も少なくはなかった。けど、そんな時期でも確かに存在した嬉しい気持ちや出来事という「上澄み」を掬い取って文という形に残す事は、私にとって少なからず意味があった事だと思う。

という訳で、今年もブログを書いていて良かった。
一貫して自己満足の「私の私による私のためのブログ」であるけれども、読んでくださった方&スターやコメントやメール他SNS等で反応をくださった方々には、改めて感謝の思いが強い。
メッセージを頂いたことも、間違いなく今年の素敵な思い出だった。

 

私信になりますが、読んでくださった方、温かい反応をくださった方、はてなブログの方々、ありがとうございました。
感謝と労りの思いで今年を締めます。
2023年も、お疲れ様でした。

12月を振り返る

掃除もした、美容院も行った、仲間内の忘年会も飲み納めた。
師も走り時間感覚も走り抜けるような12月が終わろうとしている。
2023年を振り返る日記は別に書くとして、今月を振り返る。

 

ハイライトは日記祭に行けたことで、ここ最近インドアが加速してた身には休日のいいお出かけになった。
ありがたくも『はてなブログの日記本』に掲載いただけたんだけど、春も今回の冬もマインドの削られがちな月初にお知らせが届くのが地味にありがたい。ささくれた気持ちが浮かれた気持ちとちょっと相殺されてくれる。

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日記祭楽しかったなーっていう↑の日記が後日はてなブログのトップに掲載されていて気恥ずかしくも嬉しい。ありがとうございました。

 

いつものように余暇の時間の日記も書く。

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美味しい記憶に紐づけて、その時に考えている事を文字という形に固めるのは楽しい。

あと今月といえばやっぱりクリスマスは外せなくて、毎年家で過ごして終わるのに絶対何かしら特別感を出したくなる。今年も夫と二人で家にいるだけという土日が楽しみでツリーに料理にケーキとソワソワ画策したのが自分でもよくわからない。

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ビーフシチューが美味しかった。

あと↑の日記で「サンタクロースのオジサマには、平和な明日をお願いします」と書いたんだけど、ガチで翌日のクリスマスは五十日かつ最終営業日三日前の月曜だというのにトラブルもなく平和に終わったので、心の底からサンタクロースのオジサマに感謝した。
平和に終わったからと言ってどこかに出かけた訳ではないが、「シチューが美味しい」「仕事が平和に終わる」というのは私にとって幸せの重大要素である。
イイコにしてた自信はなかったけど、最高のプレゼントをありがとうございました、サンタさん。

こうして平和に生まれた余暇はひたすら二次元の世界に行っていた。
今月は待ち望んでたポケモンの新作DLCもあって、その準備も含めてエンジョイした諸々を書き残した。

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こうして書いてみると、DSにSwitchにスマホゲームと忙しない。

春から続いていたDSのBWシリーズも、ついに完全燃焼でやり切ったので満足度も大きい。半年以上もBW2をやり込み、ソフトを買い足しサウンドトラックも買うとは3月の自分は思っていなかったので人生ってわからない。

鉄は熱いうちに打つように感想も熱いうちに書きたいのでめっちゃいっぱい書いたけど、読み返すと当時のエンジョイが伝わってきて楽しい。

実は最近ソードも買ってしまったので、来年になるだろうけどプレイして楽しかったらガラル滞在記でも書けたらいい。

 

仕事では疲労も溜まって追い込まれた感覚があったけど、こうして「楽しい」という側面から日常を切り取ってみる事で、書いてる時はもちろん読み返した時も"効いてくる"気がする。というか効いててほしい。

来月のことはわからない。書けるのか、書けないのか、楽しいのか、楽しめないのかも読めない決算期だけど、とりあえず今月は楽しい要素があったことをここに記しておく。
はてなブログさんにサンタさんに諸々の方々に、感謝を込めて。

藍の円盤 交換留学日誌 / パシオでイッシュを浴びる

ポケモンSVの後編DLC『藍の円盤』をクリア後にゆるゆると進めているので交換留学の日誌を書くのと、『ポケモンマスターズEX』の最新イベントシナリオが面白かったので感想を書き残す。
両作品のネタバレ注意。

 

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■藍の円盤 交換留学日誌
・エンディングを見納めた後は、キタカミの里のテラス池でフトゥー博士に逢う。
逢うのは私なんかじゃなくてペパー君の方が良かっただろうなぁと思いつつ、しんみりしながらバイオレットブックを貰った。
その後で彼に会いに行くと本に気づいてはくれるものの、なんとなくアッサリに感じなくもない。
でもこのイベント後はオープニングも少し変わるので、本編の根幹に関わる大事な要素なんだろうなぁというのはわかった。

あとは独特な佇まいを見せるおやつおやじの伝説ポケモンエピソードがいちいち濃ゆくて面白いな!おじさん何者だ??と思いながら聞いたり、裏技のような方法で出逢ったメロエッタを育てたりした。

今でこそ各種攻略サイトにてメロエッタ出現の最適解が載っているけれども、ちょうどSNSで出現方法が発見された直後のインターネットはそれはそれはザワザワして面白かった。
ちなみに私が実践した方法にはデマが含まれていたので、今も私のリーグ部の部室にはヒウンシティのBGMが流れている。(「まずリーグ部の部室にヒウンシティの曲を流します」という書き込みを真に受けてまんまとBPを貢いだ)

貴重なBPをデマに費やしてしまったけど、これも含めてめっちゃ楽しかったからいいんだ。ワクワクはプライスレス。ヒウンシティの曲も好きだし。
ちなみに四天王ネリネの出身がヒウンシティと知ってビックリした。めちゃくちゃ都会っ子じゃん…。
あとアカマツ君がタチワキシティの食堂の子っていう設定もなんか好き。

そんなこんなで出逢ったメロエッタ。フォルムチェンジで物理型 / 特殊型の両刀になるので、テキトーにHSに努力値を振りテキトーに「いにしえのうた」を使ってるけど、雑に戦っても強い強い。さすがの600族というのを初めて知った。

メロエッタ強い〜〜可愛い〜〜と思いながらパルデアに帰り学校最強大会でお披露目してたんだけど、さりげなくオモダカさんの手持ちが変わってて強化されてた。
こういう歯応えが強くなる仕様は結構好きだったりする。

パルデアとイッシュを行ったり来たりしながらリーグ部に顔を出したりしたけど、舞台が学校だからか人間模様が結構リアルで生々しいなと思った。
この辺りはまたどこかで書くかもしれない。

まだまだやり残してる要素はありつつ、来月には『ゼロの秘宝』“番外編”なるものが楽しめると言うので、追加シナリオを期待してた身としては「やったー!」って感じ。
キタカミの里という事は、会えるよね?おねーちゃん、スグリ君!
楽しみに待ってるよ!

 

■パシオでイッシュを浴びる
・SVに続きパシオでもイッシュの話なんだけど、BW2大好き勢として『ポケモンマスターズEX』のイベント『心揺さぶるセピアの歌声』が最高にBW2していて良かった。
という事で語ってしまうと(以下ネタバレ注意)、

 

 

ここでもイッシュ推しの時勢で、キョウヘイ君に続いてメイがマスター実装されて歓喜

前にポケマスを語った時に

というわけで今回のポケマスイベントに大満足なんだけど、
キョウヘイがチャンピオンに挑戦する大事な時に
メイはやらないといけないことがあって?
ヒュウもそれを手伝っていて?

と書いたんだけど、これか〜〜って感じで満足。
BGMが引き続きポケウッドでテンションも上がる。

今回の衣装はオリジナルだと思うんだけど、なんとなく、なんとなーくティアラの形がポケウッドの『魔法の国の不思議な扉』に似てる気がして勝手に喜んでた。ハートの形が姫の衣装みたいで。

ここでもSVに続いてメロエッタが登場したのも、SVでメロエッタ可愛い〜〜となってたのでタイムリーに楽しかった。実は制作側の人、SVと連動して考えてた?とか想像しちゃった。

今回のストーリーがヒュウとメイの二人がメインだったのが最高にBW2で、本編だと打倒プラズマ団の繋がりが主だったから、今回は関係なく話してる描写が意外とレアだと思った。

ボタンのエピソードに続いてヒュウの人柄の良さが濃く描写されてて、好きだったのはパフォーマンスに悩むメイに「わかる奴を連れてきた」ってヒカリ&ルチアちゃんを連れてくるところと、二人にちゃんとお礼を言うところと、メイの声が出なくなった時に真っ先に反応したところ。

街中のメイを後方で見守ったり、声が出なかった瞬間に反応したりで、今回は完全にメイの"後方腕組み理解者"じゃん!って感じで良かったけど、「助っ人を頼んだ二人にお礼を言う」っていう細かい描写がポケマスのシナリオの丁寧でいいところだよね〜〜と思って見てた。こういうところで素の人柄がわかる。

最後には第一部チャンピオンのキョウヘイ君が来たのも最高にBW2で、主人公の二人が晴れ姿で並んだのが可愛い。ニッコニコの二人の会話も可愛くて和んで、話の締めくくりが晴れやかに終わった。

キョウヘイメイヒュウ&イッシュの幻メロエッタで最高にイッシュを浴びたので、さっそくマスターメイちゃんもLv.150からのEX化してBW2の3人パーティでバシバシ敵を倒している。

ところでパシオに来てからビートと反りが合わずNを赦しボタンの世話を焼きメイの後方理解者となって脇役に徹してたヒュウの二着目がないのは、本編で主人公し過ぎてたからですか?
というかパシオに来てからも脇役ながら存在感が濃いな…って書いてて思った。

バッフロンのギャンブルプレイも好きだけど、いつかヒュウも二着目が来る日を楽しみにしている。なんとなくだけどチェレンベルと一緒に来るんじゃないかなーという気がする。

ポケマスの熱血で明るくていいお兄ちゃんなヒュウもいいけど、本編の情緒不安定なヒュウもいいよね。と定期的に本編ヒュウの良さを主張しつつ、強化したBW2パーティでポケマスをエンジョイする日々は続く。

 

ここでSVのイッシュに話を飛ばすと、テラリウムドームのBGMのワンフレーズが何かに似てる…とずっと考えたらわかった、2番道路だ。わかってちょっとスッキリした。
きっと他にもまだまだBGMの繋がりはあると思うので、ドームをグルグルするのも楽しめそう。

番外編を楽しみにしつつ、SVのイッシュとBW(2)のイッシュの共通点と相違点を探したりポケマスをエンジョイしたりして、なんか今すごく楽しい。

イヴの日記

朝起きてすぐに、冷蔵庫から鍋を取り出した。
昨日仕込んでいた牛すね肉がいい感じに柔らかくなっていて、鍋を揺らすと肉がフルフルと震えた。

ランチは昨日の残りのピザにして、家のスピーカーで『Another Day Of Sun』や『Someone In The Crowd』なんかを流してイヴの気分を盛り上げた。
別にクリスマスソングじゃないけど、気にしない。

 

それからずっとやりたかった事として、初めて小説を書いてみた。
最近まで全然手を付けられなかったくせにどうしてもクリスマスを題材にしたくて、昨日から書き始めて短いものを今日書き終えた。

初めて小説というものを書いてみた所感としては「難しかった」の一言で、2日間の突貫で書いたものだから設定も練られていないし、書いている時はあんなにドラマチックに思えたのに読み返すとダラダラ平坦だったりして、まさに「稚拙」と言うべく作品に仕上がった。

でも前からやってみたかったことをやり遂げた満足感は大きい。めちゃめちゃ頭とエネルギーを使うけど、日記とは違って「話を生み出す」という、エネルギーに相応する楽しさがある。

今と全然違う名義にしてインターネットの海に流したので、どこかで目に留めた誰かが「下手な文だな」とか思うんだろうかと思うと、なんだか面白い。次に書く時はもっと練って練って丁寧に書くぞ!という意欲が湧いている。
「あー難しかった!」という清々しさと共に、今日の半日が終わった。

 

それから音楽をかけながらビーフシチューの完成まで取り掛かる。
クリスマスイヴなので、毎年この時期に聴いているthe brilliant greenの『イヴの鐘』をリピートで流した。
どうして寒い時期はこんなに甘ったるい曲が聴きたくなるんだろうか。

赤ワイン・ハチミツ・コンソメで煮て寝かせたすね肉を火にかけながら、具材を切る。
具は玉ねぎ・セロリ・マッシュルームだけのシンプルにしたので、切るのも楽。
切って炒めて水気を飛ばしたら、すね肉の鍋に投入してブーケガルニとデミグラスソースと水と加えて煮た。
これで煮えたら完成なので、その間にサラダを作る。
レタスとベビーリーフにスモークサーモンとオリーブを乗せるだけという楽ちんなのに、味は保証付きでズボラなご馳走。

ビーフシチューとスモークサーモンのサラダとフランスパンで、いただきます。

ビーフシチューのお肉が舌でほどけた。
去年作った時と同じく、柔らかくて旨味の上澄みみたいな上品な肉の味に「昨日から仕込んだ甲斐がありました」と嬉しくなる。
噛みしめると仄かに赤ワインの風味が追いかけてきて、なかなかオシャレな味だったと思う。
ごちそうさまでした。明日も食べられるのが嬉しい。

お腹に余裕があったらローストビーフを出そうと思ってたけど、パンとシチューとサラダでお腹いっぱいになってしまったので明日以降に回す。
それからもう少ししたら昨日届いたケーキを食べて、ジュースみたいな葡萄酒を飲んだらいい感じに今日が終わるんじゃないかと思う。

年内最終営業日の3日前にあたる明日は業務が立て込んでいる上にトラブルの予感もチラつくので、せめて今日はイヴを満喫してから布団に入りたい。
サンタクロースのオジサマには、平和な明日をお願いします。

イヴのイヴ

本当はクリスマスイヴの前日を「イヴのイヴ」とは言わないらしいんだけど、なんかそう言いたい。

秋から続いていた「牛すね肉を煮込みたい」という欲を満たすべく、クリスマスは牛すね肉のシチューを作ることに決めた。
ご馳走らしくちょっと豪華な黒毛和牛のすね肉をスーパーでゲットして、もう気持ちはホクホクしている。嬉しいことに「レジにて2割引」のシール付き。

前に作った時は下ごしらえどうしてたっけ…と思っていたら、去年の自分が日記に書いていたのでラッキーだった。何を食べたか、何をどう作ったか書き残せる意味でも日記を書いていて良かった。
去年の自分によると、焼く→茹でる→煮込む で美味しかったらしいので今年もそれに倣う。

常温に戻した750グラムの肉をフライパンみっしりに詰めて、焼き目をつけた。
クレイジーソルトをまぶして焼いたんだけど、肉とスパイスとハーブの香りが混ざりあって立ち込めて、それだけでめちゃくちゃ美味しそうだった。換気扇の下だけバーベキュー。
ジュー…という音と香ばしくなってきた匂いに幸せな気分になったところで、鍋に移して水から茹でる。水から、というのがポイントらしいんだけど何でかは知らない。

水だけで茹でた後にネギと日本酒で茹でて、その後でワインとコンソメで煮て具とソースを加えたらビーフシチューの出来上がり!なので、今日はワインで煮てから一晩寝かせて、明日のイヴと明後日のクリスマスの2日間で食べる。
塊肉が好きなのに肉の臭みはちょっとでも苦手なので、これでもか!と臭みを取り除いた旨味にするため今日はコトコトコトコト下茹でして過ごす。

今日食べないものを時間をかけて作るのは、家だとクリスマスとお正月くらいなものかもしれない。長時間コトコト続くのは暑い季節には耐えられないけど、冬は逆に楽しみな時間になる。

普段は飲まないけどクリスマスはワインを飲みたくて、今年も買った。
ごく普通の赤と、度数が低くて甘いジュースみたいな赤も買ってみた。ジュースみたいな方はワインと言うより「葡萄酒」みたいな感じでちょっと飲んでみたかった。

あとケーキは例年お取り寄せしているので今年はゴディバのケーキを買っていて、今日さっき届いた。小ぶりだけどきっと濃厚で美味しいだろうという信頼がある。

それからふるさと納税のローストビーフと、なぜかクリスマスの時期だけ食べたくなるスモークサーモンのサラダを用意すればクリスマスディナーが完成する。
ビーフシチュー / スモークサーモンのサラダ / ローストビーフ / パン / ケーキ と書き連ねるとなかなか豪華な気がする。手は込んでないけど。
クリスマスはチキンを食べる日だけど我が家ではビーフをいただく。去年はステーキを食べたことを日記を読み返して思い出した。

イヴのイヴの今日、明日のイヴに備えて着々と仕込みをしている時間がなんだかワクワクして楽しい。仕込みをしながらゲームをして、今夜はピザを食べる。

日記を書きながらチラチラと視界に入るミニクリスマスツリーを可愛く思いながら、月曜日に片付けるのめんどくさいな…とちょっと思ってしまった。
そんな平穏なクリスマスの休日が、もう少しだけ続く。